湘南茅ヶ崎のフルート教室+国分寺教室

茅ヶ崎市↔︎国分寺市のフルート奏者・吉本奈美の徒然日記
レッスンのこと、演奏のこと、その他もろもろ

管理人は関東で演奏活動をしながら、フルート講師をしております。
日々のレッスンの様子やフルート上達のポイント、新しい発見などなど、不定期に更新中。
レッスンについてはこちらのホームページをご覧ください。また、新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンラインレッスンも開講致しました。詳しくは教室ホームページへ。
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フルートアンサンブルの楽譜の販売を始めました。二重奏、三重奏、四重奏のアレンジ譜をお探しの方は是非こちらもご覧ください!サンプル演奏あります。

 ご無沙汰です。なかなかゆっくり書く時間がありませんねぇ…。
 20代入りたての頃は、多少無理してツケが溜まっても、翌朝にはリセットされていましたが、最近さすがにそうも行きません(笑)ですがそれによって新たな発見があったりするので、一長一短というか。後退はしないんでしょうね(と信じたい)。
 最近考えているのは首の角度のことです。指のこととかもチマチマ考えていましたが、やっぱりもっと根底に問題は潜んでいるんではないかと。楽器を始めたばかりの生徒さんに楽器の支え方を教えるのが、今のところ私にとって最も難しい課題です。いかにシンプルに伝えるか…日々研究しています。
支え方にしても吹き方にしても、無意識のうちに自分のルールみたいなものを作っていて、意外と疑いもなくそれを長年遂行していたりするのですが、ふと立ち止まって考えると、「あれ、本当にこれでいいの?」と思うことがあります。首もそのうちの一つ。
とても尊敬している先生の言う通り、ここ何年かは割と顔を上げて、頭を高くして吹いていました。響きが出やすくて効果はかなりありました。でもこのポジション、首は楽なんですが、知らないうちに左手に歪みが行っていたようで。
 フルートの支持に関して「これだけは間違いない」と言える事の一つは、楽器を身体の前に持ってくること。要は支持したときの左手の位置が、自分の身体の右側まで行ってしまわないようにする。出来れば身体の真ん中には左手を置いておきたいです。これを維持するために、おそらく90%以上の笛吹きが顔をやや左に向けて吹いています。ランパルも、ゴールウェイも、パユも…。
しかしこの左に向けるというのが意外と疲れたりします。そこでいろいろな笛吹きの吹く姿を観察したり、今までの先生方の吹き姿を思い出してみました。頭を高くと言った張本人も、顔は真正面ではなくてほんのちょっと下向き…に見えます。
 首のいいポジションを見つける動作というのが、その先生のレッスンで行われます。背骨と頭蓋骨の境目を意識しながら首を絶えず小さく左右に倒します。この動作をしながら顔の向きを右にやってみたり左にやってみたりしてみました。正面を向いているときは頭頂部を高く保っているのが一番楽です(特殊な方もたまにいますが)。しかし、顔を左に…フルートを吹くときのように…向けたときに同じ動作をした場合、頭頂部を高く保っているとちょっと動きづらい…。なので心地いい具合に調整してみます。私の場合ほんの少しだけ目線を下げる感じにすると、無理なく顔を左に向けることができるようだということが分かりました。
 こうしておくと、左手が一番楽なところにくるので、いつもネックだった中指、薬指、小指もかなりスムーズに動きました。
 フルートの持ち方にはいろいろなポジション…3点支持やら2点支持やらロックストロポジションやら…がありますが、いい音か出て指が動けば何でも良いと思います。私はもう3点支持には戻れませんが…。ですが、どんな持ち方をしていようと、やっぱり首の在り方はとっても大事。もっと遡ったら背骨とか骨盤とか…足の裏とかになっていくことだとは思いますが、とりあえず今日は首。しばらく試してみようと思います。

 アンサンブル譜面をアップロードしていますが、早くもサイトの容量の限界が見え始めています・・・早・・・。そのうち容量オーバーしそうになったら、現在の楽譜ショップを二つに分けなければならないかも。今考えているのは、編成でサイトを二つに分ける案。カルテット譜面ばっかりのサイトと、トリオ・デュエットばっかりのサイトの二つです。というか、とりあえずそうするしかない(笑)まだまだ書きたいものはたくさんありますからね・・・。
 ところで今日は3作品、デュエットの譜面をアップロードしましたので、ご興味のある方は是非ご覧ください。3作品中2作品が無料です こちらから

 一昨日、昨日とホルベルク組曲の1〜3楽章をカルテットに編曲していました。とりあえずそこまでをセットにしようかと思って、昨日はひとりレコーディング(笑)
 原曲が良いので楽しい…。オーケストラ曲のアレンジものの醍醐味ですが、どのパートをなぞっても楽しいです。ヴィオラもチェロも楽しい…。普段メロディばっかり吹いているので尚更かもしれません。低弦の「支えている」感と、第2ヴァイオリンとヴィオラの「ハーモニー作ってます」感がたまりません…。
 相変わらず難易度は難しめになってしまいましたが、ダブルタンギングに自信のある方なら問題ないレベルかと。もう少し手直ししてからアップロードする予定です。
吹奏楽部の生徒がアンサンブルコンテストで吹くにもいいかも、と録音を聴いていた母親がいうので…教え子が選曲に困っていたら提供してみよう(笑)

 先月からホームページを立ち上げてアンサンブルの譜面(アレンジ)を販売しておりますが、おかげさまでボチボチ買ってくださる方がいらして嬉しい限りです。ありがとうございますそれと同時に、アンサンブルしたい!という笛吹きの方も結構いらっしゃるのだなぁと思いました。
 もちろん木管五重奏とかも楽しいのですが、フルート同士はとても親和性が高くて、機動性も高いのでかなり可能性のある編成だと思うのです。仲間さえいれば何でも出来てしまう。もちろんチャイコフスキーの1812年とか、そういうのは書きませんけど(笑)

 まだまだ書きたい曲はたくさんありまして、(今の所はあんまり売ってなさそうなものを書いていますが、)くるみ割り人形とか、モーツァルトのディベルティメントとか…ありそうなやつも編曲してみたいと。あまり調子よく書くと一気にサーバー容量をオーバーして、サイトを増やさねばならなくなりますので様子を見ながらやりますが…いずれ書きたいものはこんな感じです↓

モルダウ:これは途中が面倒くさそうなので渋っている
田園第1楽章(ベートーヴェン):大学時代に授業の課題で書いたものがあるのでリメイクしたい
シューマンの子供の情景から数曲:ピアノのレッスンで弾いて大好きになった曲たち
ドビュッシーとかラヴェルなど印象派!
グリーグのホルベアの時代から:弦楽アンサンブルの原曲がとにかく大好き。ヴァイオリンは弾けないけど演奏したいので書きたい(笑)
ドヴォルザークのアメリカ:原曲の弦4、木5版アレンジに対抗
バルトークのルーマニア民謡?:正確な曲名を忘れましたがこれも色々アレンジがありますよね。フルートだけというのは今の所見たことないけれど、出来そうなので書きたい

などなど…他にもいろいろあります。ここに書いたからといって、私が今後本当に編曲するかどうかはわかりません(笑)ですが暇を見つけて書きたいという意思はあるので、ゆるーくお待ちください。あとは「ふるさと」とか、訪問先で聴いてもらえそうなものなども。
 リクエストも受け付けております!今の所完全なる私の趣味で選曲していますので、自覚はありませんが偏っていると思われます…。皆様のご意見、リクエスト、ぜひお寄せください。

 レッスンの方もボチボチ吹奏楽コンクールシーズンが到来して、また都内の仕事が入り始めます。楽譜書くよりテキストの準備をしなければ。。。
その前に明日は指揮伴のピアノの仕事頑張ります。おやすみなさいm(__)m

いやーちょっとどきどきしました(笑)

 まぁ自分のパート決めではなく生徒さんなのですが。 吹奏楽部に入部して、フルートを吹きたい!という強い志を持って私のところに来ることになった女の子。よく譜面も読めるし、始めたばかりなのに曲も吹けるようになってしまうし、これでこの子をフルートに取らないなんて有りうるの?って
思っていたら。パート決めでは頭部管しか吹かせません、なーんて学校で言われ、練習してみたらある倍音が出せないと泣きの電話がありました。それは彼女にとっては試練です。結局はオーディション前日に急遽レッスンをして、なんとか調子が戻って、無事フルートに決まったとのことおめでとうございます自分のことみたいに嬉しいご報告でした。結局は本体も繋げて吹かせてもらえたんだとか。だよねぇと思いましたよ。。。
 思えば自分が中学で吹奏楽部に入った時も、フルートを勝ち取るためにあれこれ考えたり、必死でお古の楽器を吹いてました。その当時のことをいろいろと思い出しました。

 しかし。頭部管だけで判断しようなんて・・・その学校の先生の中にはフルートをお吹きになる先生がいらっしゃるそうで、その方の方針のようですが、 頭部管を吹かせただけで何がわかるんだ?と・・・。全員に全部の楽器を吹かせるという手間と時間のための対策なんでしょうけど、そんな不完全な状態で吹かせるほど、初めて吹く子供達にとって難しいことはありません。頭部管だけでの吹奏感と、全部を繋げた時の吹奏感は違いますし、倍音の鳴りも違うし。だいたい始めたばかりの子たちに頭部管の上の倍音をガンガン吹かせるとは・・・。それが出せるかどうかで判断されてはたまりません。頭部管で上の倍音を出すときの息はちょっと特殊ですし(普段はあまり必要ない息を使います)。 それぞれの学校でそれぞれの決め方が行われているのでしょうけど、想像すると恐ろしいものがあります・・・

 大学受験のころ、大先生のところへレッスンを受けに行った時、グループレッスンだったのでその日は二人組でした。 楽器を吹き始める時に頭部管で音出しをするという習慣がある方もたくさんいると思いますが、私はある時からあまりしなくなっていました。なんとなくですが。しかしその日一緒にレッスンだった女の子は、楽器ケースを開けるやいなや「ぽーーっ」と頭部管だけを吹き鳴らしました。するとそれを聞いていた大先生が、かつて見たこともないくらい激怒したのです一緒にいた私もビビるくらい。「そんな意味のないことはするんじゃない!」と。頭部管だけ吹いて音が出たって、繋げた時の体と楽器の位置関係とは違うし、とても無駄であるということでした。確かに・・・。
 いきなり繋げて音を出す前にワンクッション欲しいという気持ちもわかります。でもそれは本当に初心者のうちだけ。頭部管を吹いて唇を整えて・・・とか、いろいろ考えて口を作って音を出しているうちは、本当の意味で吹けているとは言えないのだと思います。そんなことを言ったら、私だって大学時代まで吹けてなかったということになりかねないですが、でもそうだと思います。今は吹けているという実感がありますが、かつての私は楽器に吹かされていた。みなさんも楽器に吹かされない第一歩として、頭部管での音出し、やめてみませんか??

 バジルの目が出ました思ったより早くてびっくりです。10日かかるとか本には書いてあったのに・・・まだ4日ほどです。生育環境によるらしいですね、室内だったので暖かかったのかも。

 二つのいちごパックの一つ①に穴を6〜8個あけて、発芽用の土(バーミキュライト)を7分目くらいまで入れます。もう一つのパック②にも薄く水を入れて 、①を乗せます。(①の方が浅いパックだとやりやすいです)②の水が①の底に触れるくらいにしておきます。土にもあらかじめ水分を含ませておくと良いみたいです。
 そこに種を蒔いて、すこーしだけ土を被せます。 楊枝でちょんちょんする程度。日の当たらないところに置くか、何かで日を遮って数日待ちます。私は新聞で箱を作って被せておきました。

そして
image見事に発芽しました
こうなったら日に当てて、②のパックの水は捨ててしまいます。
これからは上から水をあげるんですって。母がガーデニングに詳しいので言われるがまま・・・(笑)今後の成長が楽しみです 

 あいにくの天気ですが、本日新譜をアップしました
 モーツァルトの名曲、Eine kleine Nacht Musik(アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク)、小夜曲の第1楽章です。 今回もフルート三重奏。どうもトリオが好きなんですね、ワタシ・・・(笑)高校も大学も、フルートの同期がいつも3人だったので、トリオの譜面ばかり探して見つからなくて苦労した経験がありまして・・・。 
 こちらに詳細が載っております。 スコアの1ページ目のサンプル画像を見ながら、サンプル演奏をお聴きいただけます これは割と本気のアレンジなので、難易度は高めです・・・。近いうちに難度を落としたバージョンもつくるつもりです。

image今年はバジルを育ててみようと思い立って、昨日種まきしました。芽がでるまで10日ほどかかるらしいので、まだしばらくこのままです。バジルペーストを作れるくらい育ったら嬉しい…。

 昨日からパソコンと戦い、やっとアンサンブル譜面のサンプル音源をアップできました。。。
 パソコンは苦手ではない方だと思うのですが、さすがに疲れましたmacのGaragebandを駆使してひたすら多重録音・・・そろそろちゃんとしたマイクとモニターが欲しい・・・。楽譜を選ぶときに音源が聞けたらいいなーといつも思うので、演奏の雰囲気を知るのに良いかと思います。

アンサンブル楽譜をお探しの方、そうではないけれどご興味のある方もこちらからどうぞ 

私は指を速く動かすことが苦手。

・・・だと思っていました。子供の頃は指が速く動く方だと自負していましたが、大人になってからは苦手意識を持っていました。 持ち方を変えてみたり、楽器の角度を変えてみたり、指の曲げ具合を変えてみたり・・・大きなことから小さなことまでいろんなことを試してみました。
  最大のネックは、小指が異常に短いことこれは母親からの遺伝で、生まれつきなので仕方がないですね・・・。なのにインライン(またの名をフレンチスタイル:胴部管のキィが全て一直線に並んでいる楽器)を使っているので、左手の小指がレバーから遠い遠い・・・。手のひらが大きい方なのでなんとかなっておりますが(無理してインラインを使う必要はないと思います笑)・・・。
 最近発見したのは、指がどうとか手の角度がどうとか肘がどうとか・・・とりあえずそういうことは置いておいて、指をパタパタ使うように意識すると良さそうということです。フルートを吹くときには、どうしても体が「フルートモード」に入ってしまいます。かなり意識して体をコントロールするようにしていても、自分では気付ききれないものです。指もそうで、フルートを吹くときになると自然な動きを忘れてしまうようです。
 楽器を持たないで 、できるだけ速く指をバラバラ動かしてみると、フルートを吹くときには動かないのに(笑)よーーく動きませんか?色々な指の曲げ具合で試してみると、また発見があると思います。今すぐできますから是非お試しあれ。この状態をフルートを持ったときに維持できるようにしてみると、新たな境地が開かれるかも・・・私は指を曲げている時よりも、少し伸ばし気味の時の方が動きが良いです。これを意識してから、今までのフルート人生史上、おそらく最も指が動いております(笑)ただし動きすぎるので、多少制御不能になる感がありますのでご注意!その状態で、はじめて「さらう」ということが大切になってくるわけですね。いつもいかに指の動きを妨げてしまっていたのか・・・昔苦労していたパッセージを洗いざらい吹きまくっているのですが、何が難しかったのかわからないくらい。皆様も指本来の動きを思い出してあげましょう

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