湘南茅ヶ崎のフルート教室

茅ヶ崎在住のフルート奏者の徒然日記
レッスンのこと、演奏のこと、その他もろもろ

管理人は関東で演奏活動をしながら、フルート講師をしております。
日々のレッスンの様子やフルート上達のポイント、新しい発見などなど、不定期に更新中。
レッスンについてはこちらのホームページをご覧ください。また、新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンラインレッスンも開講致しました。詳しくは教室ホームページへ。
お問い合わせはブログのメッセージよりお気軽にどうぞ♪
フルートアンサンブルの楽譜の販売を始めました。二重奏、三重奏、四重奏のアレンジ譜をお探しの方は是非こちらもご覧ください!サンプル演奏あります。

 フルートを吹く際に、「息の方向」というワードはよく出て来ます。歌口のエッヂにどういう方向(角度)で息を吹き付けるか、とかそういった事を考える場面でよく使います。ですが今日はその話ではありません。もっと根本的な部分…肺に溜めた空気をどこを目掛けて出すのか、というお話です。
 色々な方をレッスンしていると、音が暗くなってしまうという問題によくぶつかります頭部管の角度、顔の角度、アンブシュア等々…考えられる要因はいくつかあるのですが、そもそも息を吐く時のイメージがあまり良くないという場合もかなりあります。
 吸った息は気管を通って肺に溜まります。吐く時には、ガス交換を終えた空気が再び気管を通り、口の中に入って唇から出て行きます。ここまでは当たり前の事なのですが、管楽器の演奏の時はこの息の通り道を複雑に感覚してしまいがちです。特に、気管を通り過ぎた後…喉のあたりから口の中、唇にかけての通り道を意識しすぎてしまう事があります。喉のあたりに、息を押し出そうとするような力みは無いでしょうか?時々吹いている間にのどが鳴ってしまう方もいます。
 私はこう考えるようにしています。呼気が軟口蓋(口の天井、舌で触れます)に当たったら、後は勝手に歌口の方へ行ってくれます。唇や喉で何かしようとする必要は全くありません。変に意識をすると空気の通り道が複雑になり、響きのない音になったり、伸びのない音になったり…結果音程も低くなるなど、様々な問題が起こります。
 なのでイメージとしては、口から正面に息を吐くというより、軟口蓋や頭のてっぺんに向かって身体の底から息を当てる感覚です。口から吐くイメージだと、肺から来た空気を喉や口で一旦折り曲げて出すような感覚になりがちなので、その工程は無くしてしまいましょう。
 ついでに息を吸う時にも、口から食べるように息を吸うのは良いイメージではありません。飲み物や食べ物を嚥下する筋肉は、呼吸と関係ないからです。それよりも、頭の上から身体の下の方へ向かって、空気がドッと入ってくるようなイメージを持つと良いようです。空気は上から下、下から上に動くだけ。前後の動きは考えないようにしてみましょう。

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◆重要なお知らせ◆【教室レッスンの一時休止とフルートのオンラインレッスン開講のお知らせ】2020.4.

 新型コロナウイルスの感染拡大が続いております。また、首都圏に緊急事態宣言が出されることとなりました。当教室でも講師とお客様の感染リスクを考え、4月中の教室レッスンは中止と致します。また体験レッスンも一時休止させて頂きます。教室レッスンの再開時期につきましては、政府や神奈川県からの要請等を加味しながら判断したいと思います。ご理解いただければ幸いです。
 これに伴いまして、この度オンラインレッスンを開講することと致しました。パソコンやスマートフォンがあれば、ウェブ会議システムを利用して全国どこからでもレッスンが受けられます。お使いのパソコン・スマートフォンでちゃんとレッスンができるかどうかの確認も兼ねて、体験レッスン(無料)を実施しますので、お気軽にお申込みください。詳細は教室ホームページをご覧ください。 

 先日依頼を受けて、マランド(本名はアリー・マースランド)作曲の「オレ・ガッパ」という曲をアレンジしたのですが、アルトとバスを含む5重奏で編曲してほしいとのこと・・・。つい最近バーチャルでアルトフルートを手に入れたばかりの私(笑)早くもバスフルートも手に入れざるを得なくなりました。結果的には結構熱いアレンジになり、録音がとても楽しかったですGarageBandありがとう・・・
 版権が切れていないため、アレンジ譜はリンク先のサイトに置かせてもらっていますので、ご興味のある方は是非!
【オレ・ガッパ(Ole Guapa)/アリー・マースランド(マランド)/フルート五重奏】
そして、アルトもバスもないよーという方々のために、4重奏版も作りました!
【オレ・ガッパ(Ole Guapa)/アリー・マースランド(マランド)/フルート四重奏】
非常にかっこいい曲でして、アンサンブルグループのアンコールピースとしてもオススメです・・・!それなりに技術のいる曲ではあるのですが、音源だけでもぜひお聴きください!

IMG_20181024_224218 今日作っていたのはこんな楽譜です。ある生徒さんから、プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」のこの曲が好きなんです!と言われ、原曲の楽譜を元にアレンジしました
 「ロミオとジュリエット」の第1幕の中の「マドリガル」という曲で、ちょこちょこフルートがフィーチャーされています。元は勿論オーケストラですが、それをフルートソロとピアノにアレンジしました。先ほどレッスンの合間に試奏し、修正箇所を確認。これから校正作業をして、生徒さんにプレゼントしますプロコフィエフは独特なハーモニー進行をするので、弾きながらも合っているのかどうか分かりにくく・・・もう一度原曲をオケの演奏で聞かなくては・・・。

 一気に秋めいてまいりました。天候の変化のせいで体調を崩される生徒さんが多く、レッスンのお休みが続出中・・・皆様もどうぞご自愛ください。
 さて先週末、前にもご案内していたvivaceさんのコンサートに行ってきました。私の編曲作品も数曲取り上げて頂きましたオーケストラの練習を途中で抜け出して伺ったので後半しか聴けませんでしたが、編曲した曲は全て後半に固まっていたのでラッキーでした。映画音楽がテーマで、耳馴染みのある曲がほとんど。かなりの曲数を乗り番を変えながらこなしていらっしゃいましたので、練習も大変だったのではないかと思います。私のアレンジからは「カルメン」より数曲と、ベートーヴェンの交響曲第7番を取り上げてくださり、どれもなかなか難しい曲なのですが、皆さん立派に演奏されていました!
 最近は恐らく全国のあちこちで私が書いたものが演奏されているのですが、実際にコンサートのご案内を頂いて聴きに行く機会はなかなか無いもので…とても感慨深い夜になりました。演奏してくださり本当にありがとうございました 

《取り上げてくださった曲》以下のリンクから楽譜をご覧いただけます
♪ベートーヴェン/交響曲第7番 第1楽章
♪ビゼー/「カルメン」より
 「アラゴネーズ」「ハバネラ」「ジプシーの踊り」 

BlogPaint  今日は地元のちょっとしたイベントで演奏をしてきました警察関係のお仕事をされている方の依頼で、とある駅の地下スペースで地域の防犯ボランティアの皆さんに聴いていただきました。スタンダードな曲ばかりを4曲・・・エルガーの「愛の挨拶」、ビゼーの「アルルの女」、フォーレの「シシリエンヌ」、そしてサティの「あなたが欲しい」。エルガー以外はフランスのキラッキラプログラムでした普段はオーケストラや室内アンサンブルばかりで、意外とこういう曲を人前で吹くことはないので、学びも多かったです。何が辛いって、ずーーーっと主旋律であることです(笑)休みがないですからね・・・。思ったより響きの良い場所で、気持ちよく演奏できました。皆様ありがとうございましたー!

 ずいぶん前に、特殊管(アルトやバス等)を使ったアレンジも欲しいと、一部のお客様からご要望をいただいておりました。しかし私はC管とピッコロしか持っておらず、そもそもそんなに特殊管を使ったアンサンブルをする人たちは多くないだろうと思っていたので、特殊管を含めたアレンジの実践は後回しになっていました。編曲したものを自分で多重録音するのが常で、サンプル音源を作れないものに関しては書かないスタンスでしたし。
 ところが、ある日いつも音源作成に使っているGarageBandというMacの内蔵ソフトを使用中に、録音した音が勝手に3度くらい移調されてしまうという怪奇現象が起こりました。midi音源も何にもいじっていないし、全く原因がわからず。その後どうにかして録音したものを元の調に戻そうと奮闘した結果、移調に成功しました。つまり、録音したものを自在に移調管に変更できるというスキルを身につけたのです!すごいぞGarageBand。
 そこでふと思いたって、アルトフルートパートの試作をしてみました。アルトフルートを含めたアレンジ譜を作り、C管フルートでアルトフルートの譜面(in G)を吹いて録音し、それを完全4度下げるわけです。これが結構それっぽくできて笑いました。これで今後特殊管を使ったアレンジも、C管1本で録音できる・・・!アルトフルートはいずれ欲しいと思ってはいるのですが、買えるまではこの仮のアルトフルートで楽しみたいと思います。

ちなみに該当作品はこちら

先日ベートーヴェンの交響曲第7番のアレンジ依頼を頂いた団体様から、演奏会のお知らせをいただきましたベートーヴェン以外に、カルメンからも何曲か私のアレンジを取り上げていただけるとのこと・・・!嬉しい限りです私も都合をつけて伺いたいと思っております。ご興味のある方はぜひお越しください!以下詳細です。
 
フルートアンサンブルクラブVivaceコンサート
日時:2018年10月14日(日)
        18:30開場 19:00開演
場所:大田区民プラザ 小ホール
         (東急多摩川線下丸子駅徒歩1分) 
入場無料

取り上げてくださる予定の曲
♪ベートーヴェン/交響曲第7番 第1楽章
♪ビゼー/「カルメン」より
 「アラゴネーズ」「ハバネラ」「ジプシーの踊り」
Vivace_9th_Concert?????-001

 フルートはとにかく息が足りなくて苦労する楽器ですが、私もずっと息の吸い方に悩んできた一人です。色々な呼吸法、トレーニング、、、様々試してきました。
 結果的に今はどういう形で落ち着いているかといいますと、 あまり吸うということ自体を意識しなくなりました。そもそも「吸う」という行為は能動的に行うことではなく、空気がたくさん吸える状態になれば勝手に入ってくるものです(学生の頃はこの感覚がわからなくて困っていましたが)。とはいえ、ここぞという時には変な力が入って思うように吸えなかったり・・・特に「牧神の午後」の冒頭は緊張しました・・・。
 そもそも鼻で吸うのか、口で吸うのかという議論もあったりします。私はたまたま両方の推進派の先生に習いましたので、場合によって使い分けております。ですが、素早いブレスを取らなければならない時には口から吸っています。今日は口から吸う場合にどう口を開けるかというお話。
 私もかつてそうでしたが、上唇を上げるようにしてブレスをする学生さんが多いです。下顎に当てているリッププレートをズラしたくないというのが、無意識に働いているのではと推測しています。しかしこの開け方はあまりたくさん吸えませんし、力みが出やすいです。
 その後外国でレッスンを受けた際にとある先生に言われたのが、下顎を下げる(下唇を下げる)というやり方です。魚のようにパクパク下顎を動かして息を吸う。上唇を無理に動かしていた時よりは空気がたくさん入ってきますし、ブレスの都度顎の力も抜けます(というより抜けていないとこの吸い方はできません)。ただし結構リッププレートごと動くので、次の音のためにアンブシュアを整えるのがちょっと難しいという難点があります(この動かし方もできた方が良いです、下顎も吹いている間はフレキシブルに使えた方が良いですから)。
 そんな中私が最近発見したのは(前から提唱している方がいらっしゃったらごめんなさい)、ズバリ「横開き」。ある日私は、口を縦に開くのをいっそやめて「へ」と言うような感じで、口を横に開いてみたわけです。見かけはあまりスペースが開いているように見えないのですが、やって見ると予想以上に空気を取り込むことができてちょっと驚きました。そして唇の上下動も少ないため、リッププレートやアンブシュアもそれほど影響を受けません。横隔膜がどうとか、肺がどうとか、お腹がどうとか、背中がどうとか・・・今まではいろいろなことを考えてきましたが、今私がブレスの時に考えるのは「へ」の口で吸うということだけです。
 皆さんに効果があるかどうかは分かりませんが、試しても何かが減るわけではないので、うまく吸えなくて困っている方は是非お試しいただければと思います。悩める吹奏楽部員たち数人に伝授しましたが、いずれも効果ありでした

 教室に来てくださる生徒さんは学生から大人まで色々なので、レッスンのスパンも様々です。毎週の人もいれば隔週の方もいますし、もっとランダムな方もいます。中には仕事などの都合で何ヶ月も空いてしまう方もいます。
 レッスンをしばらくお休みした生徒さんは、どのタイミングでレッスンを再開するかというのがなかなか難しいようですね。 全然練習をしていないどころか、前回何をやったのかも思い出せない・・・こんな状態で行ったら先生に失礼だし・・・などなど色々悩まれるとのこと。
 先生によっていろいろな考え方があると思いますが、私としてはそういう時こそとりあえずレッスンに来て頂きたいなと思っています。暫く吹いていない状態というのは、もちろん筋肉も鈍ってしまうので演奏のスキルも下がってしまいますが、演奏時に無理な力がかかっていた方にとっては絶好の状態です。まっさらに近い状態になるので、余計なエネルギーを使わないで吹けるように再構築するチャンスにもなるのです。
 また、調子を戻すというのもある種の技術です。無理な吹き方をしてアンブシュアがきつくなってしまうと、お休みする前よりも状態が悪化することもあります。私は大体毎日吹いていますが、体調が悪かったり忙しかったりするとまともに練習できないこともあり、2〜3日空くとちょっと調子が落ちます。毎回調子の戻し方は違いますが、音色を聴きながら、息が吸えていないな、支えがなくなって息を使いすぎているな、口の中を開けすぎているな、、、などなど、自分で分析していきます。そしてベストな状態に持っていく練習を、その都度組み立てていきます。
 久しぶりにいらっしゃる生徒さんにも、音を聴きながらなるべく無理なく調子を戻せるように練習メニューを提案しています。 ご自分で無理な練習をしてからレッスンを再開するとかえって状態が悪くなってしまうこともあるので、「全く練習していなくて申し訳ない・・・」なんて思わずに、とりあえずお越しいただきたいと思います今月も久しぶりの生徒さんがちらほら・・・フルートのこと忘れないでいてくれたんだな・・・(笑)と嬉しく思います

 私自身の話になりますが、大学時代に先生から「舌に圧力を感じなさい」という指摘をされていたことがあります。舌に圧力・・・力を込めるってこと・・・???そんな調子で当時はあまりピンときておらず、それほどその点に重要性を感じなかったため、なんとなくそのままになっていました。実際それでもある程度音が出て吹けてしまうのがフルートの良いところでもあり、悪いところでもあります。
 ここ数年必要に迫られクラリネットをちょっとだけ吹いているのですが、タンギングが難しいことこの上ないのですそもそもクラリネットは、口の中に十分に空気が溜め込まれないと音が出ません。フルートを吹くのに必要な量の何倍もの息を、一気に吐き出すような感覚。なので最初の2週間くらいは、息を吐くってどうするんだっけ・・・?という謎(笑)が生まれ、音を出すのに大変苦労しました。フルートは常に酸欠との戦いで、息がとにかく足りない楽器だと言われていますが、音にするのに必要な息の量は実は少ないのでは・・・?(つまりフルートだけが特別息を浪費しているのではなく、使われ方が違うだけで他の楽器にもたくさんの息が必要なのですね)フルートの場合、とにかく息が逃げて行って大変なのは確かですが。
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