湘南茅ヶ崎のフルート教室

茅ヶ崎在住のフルート奏者の徒然日記
レッスンのこと、演奏のこと、その他もろもろ

管理人は関東で演奏活動をしながら、フルート講師をしております。
日々のレッスンの様子やフルート上達のポイント、新しい発見などなど、不定期に更新中。
レッスンについてはこちらのホームページをご覧ください。また、新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンラインレッスンも開講致しました。詳しくは教室ホームページへ。
お問い合わせはブログのメッセージよりお気軽にどうぞ♪
フルートアンサンブルの楽譜の販売を始めました。二重奏、三重奏、四重奏のアレンジ譜をお探しの方は是非こちらもご覧ください!サンプル演奏あります。

 またまたブログを放置しており申し訳ありません…。ここのところは時間があればアレンジばかりしています(笑)
 アンサンブルの楽譜のサイトを開設してから4年くらい経ったでしょうか…当初は私の好きな曲ばかりを好き勝手書いては載せる感じでしたが、今はお客様からのリクエストが増えてきました。最近一番気合いが入ったのは、ベートーヴェンの交響曲第7番(通称ベト7)。1楽章をフルート4人でフルサイズ演奏するもの。これは大変な仕事でしたが、書くのも吹くのも楽しくて仕方ありませんでした(変態ですね笑)。ご興味がある方はこちらをご覧ください。
 ただ、リクエストに全て答えられるかというとそうでもありません…。まず版権の問題。著作権が切れている曲のアレンジには制約がないので、書いたものを世に送り出しやすいのですが、最近の楽曲ですと出版(配信)が制限されているものもあります。また著作権料の支払いが必要な為、自分でJASRACと契約しない限りは委託販売という形に頼らざるを得ません。なので配信までにちょっと手間がかかります。
 版権が切れているものでも、フルートで演奏するのには向かない曲もあります。金管楽器や打楽器が大活躍するような大規模なオーケストラ曲、原曲がピアノ伴奏だったりギター伴奏だったりする曲(無理矢理書いていますが笑)、楽譜が手に入りにくい曲・もしくは音源が乏しい曲(資料が少ない曲はやはり難しいです)、、、等々です。
 逆に(私が)書きやすいのは、弦楽アンサンブルや弦楽四重奏の曲、ピアノ(特にドビュッシーやラヴェル)やチェンバロのソロ曲、バロック時代や古典派あたりの曲、規模が大きくないオーケストラ曲、、、歌曲やオペラのソプラノのアリア辺りはこれまでにも書いております。J-POPはバリバリのロックとかでなければ大抵書くことができます。特に、訪問演奏で喜ばれるような「いい日旅立ち」などはフルートによく合いますね。【いい日旅立ち/山口百恵/フルート三重奏】
 また、最大のポイントとも言えるかもしれない点としては、ズバリ需要です。現在仕事の主軸はフルートの演奏・指導であり、編曲はその間にこなしています。なので編曲料を頂いて書くとなると色々と難しいことがあります(料金設定の相場も分かりませんし、いつでも書ける訳ではない為…)。現在のスタンスとしては、リクエストの中から、その後も色々なお客様が吹きたいと思ってくださるような曲を書く事にしております。単純に私の好みもありますが(笑)書けそうな曲のリクエストについて、編成・難易度は可能な限りお客様の都合を考慮しますが、原曲を大切にするというのが常に根底にありますので、無茶な編成にしたり簡略化することは避けたいと思っています。また基本的には完成時期をお約束出来ませんが、出来る限りご希望に添えるようにしております。販売価格等についてはお任せ頂いております。またリクエストをくださった方の作品購入は義務ではありませんが、手に取って頂けたらとても嬉しいです。
 そのような感じで、今後もリクエストは随時受け付けてまいりますが、以上のようなこともご承知おき頂けたら幸いです

 昨日は、記念すべき初めての発表会を開きました。いつかはやってみたいと思いながら、自分はまだまだ講師としてひよっこですし、小さい個人の教室でどれほどの生徒さんが出たいと言ってくださるのかも分からず、発表会を開くなんていうのはもっともっと先のことだと思っていました。しかし、蓋を開けてみれば大半の生徒さんが参加してくださり(ギリギリまで嫌がっていた方もいましたが笑)、部屋いっぱいのお客様に聴いていただける会になりました。
 日程調整、会場確保、打ち上げ会場探し、選曲・編曲、アンサンブルのチーム分け・合わせの日程調整、チラシ・プログラム・曲解説・タイムテーブル作成・・・このような事務的な作業は、学生時代から今までの経験の中でやっては来ていたので、時間はかかりましたが苦ではありませんでした。学生のうちに、演奏会のインペクやプログラムノートの原稿書き、チラシづくりなど、何でもやっておくものだなとつくづく思いました(笑)
 大変だったのは、発表会までの日々のレッスンで各生徒さんの演奏を仕上げていくお手伝いや、自分のピアノ伴奏の練習、アンサンブルのレッスンでした。ソロだけの発表会でも良かったかもしれませんが(私自身が参加してきた発表会はソロだけでした)、フルート同士のアンサンブルの楽しさにもぜひ触れて欲しいというのは常々思っていたので、挑戦でしたが全員アンサンブルにも参加してもらいました。フルートなどの楽器は、一部の無伴奏作品は置いておいて、誰かと一緒に演奏するのが基本です。私も、オーケストラなどでのアンサンブルを通じて、たくさんの仲間に巡り会ってきたので、生徒さんにも今回のことを通して、フルート仲間の輪を広げて欲しいという想いがありました。
 とか言いながら、アンサンブルはチームのメンバー全員が集まってのレッスンがなかなか組めず、当日やっと全員揃うチームもありましたので、もうちょっと計画的に練習を組まないといけなかったなと反省しています・・・。しかし本番はどのチームも私の想像をはるかに上回る、素晴らしい演奏をしてくださり、皆さんの底力と努力には本当に頭が上がりません。フルートってこんなに素敵な楽器だったんだ、と再認識した瞬間でした
 ソロのステージでは各々緊張の中での演奏でしたが、それぞれの生徒さんが持っている音楽や心が全面に出ていました。みなさん本番に強いです・・・。真摯に向き合う姿を私も見習わなくてはと思いました。
 子供の頃に楽器を始めて、これまでにそれはそれは色々な場面がありました。初めてピアノを人前で演奏した日、フルートに出会った日、初めてコンクールに出た日、吹奏楽部の仲間とアンサンブルコンテストで勝ち進んだ日、大学に合格した日、コンチェルトのソリストを任せていただいた日・・・一方で思うように吹けずにやめた方が良いのではと思ったこともありました。フルートの先生を始めてからも、仕事は手探りでしたし不安だらけでした。しかし、昨日の発表会では皆さんの素敵な演奏に感動しましたし、私自身も温かい人々に囲まれて音楽ができ、これまで音楽をやってきて最も幸せな1日になりました。
 ご出演くださった生徒の皆様、伴奏のお手伝いをしてくださったピアニスト、録音・撮影をしてくださった方々、そして応援に駆けつけてくださったお客様・・・全ての方々に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします

 最近、音楽界隈でもにわかに認知度が上がってきた「4スタンス理論」たるものがあります。私も某フルート奏者のツイッターを拝見していて知りました。正確には随分前に、キムタクが「4スタンス理論」を提唱するトレーナーさんとロケをしていたのを見たことがあり、これはスポーツをやる人にとっては大事なことだなぁ、楽器にも関係ありそう、と思った事を漠然と覚えています。そして最近、関係大アリだという事を実感しました。
 とても雑な言い方をすると、体の使い方には4通りあり、一人一人生まれつきどれかに決まっているそう。なのでホームランバッターの松井秀喜と職人的なヒットを打つイチローは、バッティングフォームも戦闘スタイルも違うのですね。手首の使い方一つ取っても人とは真逆だったりするのです。
 学生の頃、自分は本当に無理して吹いていたなと思います。 あちこち痛めることもありましたし、なかなか体は楽にならず、しかしそれが普通だと思っていました。努力が足りないんだと(笑)どうしたら音色が綺麗になるか、どうしたらもっと指が回るか、その答えを探して色々な教則本を読んだり、色々なプロ奏者を観察したり・・・。しかしある時気づきます。モイーズも、ランパルも、ゴールウェイも、パユも・・・みーんな構え方・演奏スタイルが違います。でもそれぞれ一流の演奏家です。この辺りで、結局はそれぞれにあった吹き方で良いんじゃないかと思うわけです。すると疑問なのは教本。教本に書かれていたり写真で示されている構え方って、一体誰に合っているの??と。はたまた、これまで習っている先生の吹き方を真似してきたけど、それって自分には合っていたのだろうか??と。 
 おそらく私の場合は、合っていたり合っていなかったりしていたのだと思います。特に最近、ある方に色々とアドヴァイスをもらうと、どうも調子が悪くなるということがあって、その方の演奏スタイルを改めて観察してみたんですね。すると手首は猫のように丸めた感じで、楽器もかなり内向き、胴体も少しひねったりしていました。そして私もそのようにアドヴァイスを受けてやってみたことがありましたが、肘が痛くなったり、余計力みが出たりして、自由に吹けなくなってしまいました。「4スタンス理論」の本を購入して独学した結果、私の手首は手の甲を腕の方に近づけるよう沿った方が自然で、上半身もひねったりせず両足にどっしり乗せた方が良いらしい、ということが分かりました。つまり、恐らくその方とはスタンスが真逆だったのです。
 もちろん今より楽に吹けるようにしてあげたい、という善意でアドヴァイスをくださっていたのだと思いますが、体の使い方が違う人に自分の使い方を勧めることの危険性を身をもって知りました。しかし、こういうことは本当によくあることなのだと思います。 
 現在は主に指導する立場になっているので、この「4スタンス理論」を知ってから、教える人によって相手の才能を伸ばすこともできるけれど、壊すことだって簡単なのだと痛感しています。同じスタンスの生徒さんなら良いのですが、違うスタンスの方も絶対いらっしゃいます。私は歌い込みたい時に体を上に伸ばしたいタイプなのですが、逆に沈みたい人もいる。私は首を自由にしておきたいのですが、首を体の軸の一部としてしっかり意識した方が良い人もいる・・・当たり前のようで案外知られていなかった事だと思います。
 吹奏楽の現場は子供達が集まっています。大人よりも体が柔軟な分、合っていないことを押し付けられてもある程度順応できてしまうという恐ろしさがあります。しかし大人よりも自然体に近い状態を知っているはずなので、よっぽど非効率な演奏の仕方をしていなければ、すぐに指摘しないで注意深く見守るということも時には必要なのかもしれません。
 もともとレッスンでは自分の吹き方を押し付けないようにしてきたつもりですが、最近は自分と相手はスタンスが違うかもしれない、という前提で見るように心がけています。スタンスが違えば、好む演奏スタイルも違ってきます。自分好みではない音楽をしているなと思っても、まずはそれを尊重する。それがあまりに不自然だったらテコ入れするけれど、それも良いなと思ったらそのままにする。
 研究し始めたばかりなのでまだまだ学ばなければなりませんが、まずは自分の体で効果が出てきたので面白くなってきました

 こんにちは、風邪ひき真っ最中の管理人です久しぶりの風邪で鼻がズルズルでして、ティッシュを抱えてレッスンをしています。いっそ鼻を取ってしまいたい・・・。
 先月・今月と、アンサンブルの楽譜を出せておりません・・・。発表会初開催に向けての準備でやることがたくさんあり、まとまった時間が取れない日々が続いております。楽譜を書いてそれを録音するというのは、隙間時間でやるには難しい作業なんですよね、あくまで私にとっては、ですがなので楽譜のサイトの方も全然更新ができていないのですが、それでも日々ご利用くださるお客様がいらっしゃるので大変嬉しく思っております。新作をお待ちのみなさま、もう少々お待ちください・・・
 発表会の方は出演者・曲ともに出揃い、プログラム構成もそろそろ本決め。各生徒さんのレッスンも大詰めに入ってきました。打ち上げの会場も予約しましたし、あとは飲むだけ!笑
 まずは今週自分の重い本番があるのでそれを乗り越えるべく、風邪を治したいと思います皆様もどうぞご自愛ください。

 以前も楽器の角度と音色(倍音バランス)について書いたことがありましたが、最近またこの手の話をレッスン中によくするので、改めて考えてみました。
 フルートを始めたばかりの頃、息を使いすぎて酸欠になった経験がある方がほとんどではないかと思います。息がうまくまとまらないので、音を出すのに必要以上の息を使わないと音が出ないのです。それがだんだん慣れてくると、少ない息でも効率よく楽器を鳴らせるようになるので、酸欠にならなくなってきます(単純に慣れもあると思いますが、酸欠に強くなったわけではありません)。始めて半年くらいの間は、いらない息の音=雑音をできるだけ無くして、よりクリアな音が出せるように練習しますよね。
 そうしてある程度まとまりのある音が出せるようになってきたときに、「ザー」や「シャー」といった「雑音」をより無くしたいと思って、頭部管の角度や息の方向、アンブシュアなどいろいろなことを研究し始めます。ある子は「自分の音が好きじゃなくて、もっと『雑音』のない綺麗な音を出したいと思っているうちに、よく分からなくなってしまった」と打ち明けてくれました。しかし、少し離れて聞いている私の耳には、その子の音色には「雑音」は無く、むしろよく響いているように聞こえました。そこで、果たして自分が「雑音」だと思っている音は本当に「雑音」なのか??ということを検証することにしました。
 楽器を吹かせてもらうと、なるほど、もともと「シャー」という音が出やすい楽器のようでした。この「シャー」音が実はとても大事で、これが音色を決定づける「高次倍音」、つまり響きなのです(ただ上手に鳴っていない時の「本当の意味での雑音」とは違います)。しかし厄介なのは、この高次倍音は吹いている本人にとってあまり心地よくありません。自分の調子が悪いように聞こえたり、ちゃんと歌口に息が当たっておらず空振りしているような気がしたりします。そこでこの音を「雑音」だと思って歌口を手前に近づけたり、アンブシュアをきつめにしてみたりすると、まとまった音になったように思うのですが、それはとても響きの乏しい暗ーい音なのです。 チューナーでは音程が合っていても「低い」・「暗い」とか「音程が悪い」と怒られたりしたら、もしや・・・と思ってください。
 正直自分一人ではよく分からないかもしれません。私も「響き」についてずっと自分ではわかりませんでした。 そこでレッスン中、たまに遊びで実験をします。生徒さんから少し離れたところで楽器を吹いて、「雑音」を極限まで無くした吹き方と、「雑音」を多めにした吹き方とで、聴き比べてもらいます。すると大方後者の方が好きだと言ってもらえるのですが、真近で聞いてもらうと意外と「雑音」が多いのでびっくりされます。この「雑音」の正体が「倍音」なのです。
 どうも楽器メーカーの違いだけでなく、同じメーカーの中でも個体差があって、楽器によってこの「雑音」が多めに出たり、そうでもなかったりするようですね。自分の耳に聞こえる音と、離れたところにいる人に聞こえる音はかなり違います(特にフルート)。自分の音に「雑音」が多くて気になるときは、誰かに聞いてもらうと良いです。「特に気にならないよ」と言われたら、よっぽど2オクターブ目以上が鳴らないとか、そういう問題が起きない限り、気にするのはやめてみましょう。

あけましておめでとうございます
 昨年も、フルートを通じて多くの出会いや出来事がありました。中学生のあの頃もし自分がフルートと出会っていなかったら、一体どんな人生になっていたんだろう・・・と思うことがあります。
 フルートを一人で吹くのも勿論楽しいのですが、やはり仲間と集まって一緒に演奏するのが醍醐味だと思います。私がフルートを通じてたくさんの仲間と出会えたように、生徒さんたちにも音楽仲間とアンサンブルを楽しんでほしいな、というのが最近の目標でもあります。3月に企画をしている発表会でも、生徒さん同士のアンサンブルを組もうと思っており、今月から譜読みに入る予定です。
 今年はまず、初の発表会開催に向けて邁進していきます。そして、自分の音楽を高めるため、難題からも逃げずに立ち向かっていきたいと思います。皆様も、一層充実した音楽活動を送ることができますように・・・

 来年3月の発表会のため、会場の確保や選曲に悩む日々を送っております。地域の施設を使えたらいいなと思っていましたが、発表会となると色々と制約も多く・・・今までは自分が生徒として出たことしかなかったので、発表会の運営の難しさが色々とわかってきたところです。
 しかし当初の予測よりも多くの生徒さんにご参加いただけそうで、今からとっても楽しみです。今回はソロステージに加えて、生徒さんたちによるアンサンブルにも挑戦したいと思っています。昨晩まで悩みに悩みましたが、ようやくチーム作りができました。年明けにはみなさんに楽譜を配り、合わせの日程調整に入りたいと思います。
 まだまだやる事はたくさんあるのですが、少しずつ準備は進んできました。楽しい会にできるように頑張っていきます 

 11月最終日ですね。もっと色々しておきたいことがあったのに全然時間が取れず・・・。アンサンブルの楽譜も最近はリクエストも増えて来て、書きたい曲もたくさんあります。しかしゆっくりパソコンに向かう時間がなかなか取れておりません・・・。お待たせしている皆様すみません。少しずつですが準備はしていますので、気長にお待ち頂ければと思います。
 それなのにブログを更新しようと思ったのは、ちょっと嬉しいことがあったからです。ずっと探していたピッコロの曲集がありまして、国内ではどうしても手には入らず困っていました。原語で検索したらとあるドイツの楽譜販売店のホームページに行き着き、どうも在庫があるようでした。ヨーロッパ圏内や周辺国への送料は示してありましたが、日本に送ってくれるのかどうかは分かりませんでした。 
 ちょっとドイツ語を勉強していたことが少〜し役立って問い合わせ欄を発見したので 、勢いで質問してみました。すると30分後くらいに早速返事が来て、日本にも通常の送料で送ってくれるとのこと!数ヶ月かかるかと思っていましたが、「通常は7〜10日で届きます」と。対応の丁寧さと素早さはさすがドイツ・・・!
 そうまでして手に入れたいと思っているのは、フランスの有名作曲家たちによるピッコロ(Pipeauxと書かれていて、おそらく高音域の笛の総称)のための小品集です。それこそプーランクやオーリック、ミヨーなどそうそうたる面々。ピッコロのための可愛らしい曲は非常に貴重なのですが、出版元でも絶版になっているようでガッカリしていたところでした。
 まだいくつか相手とはやりとりが必要なのですが、欲しいものが手に入りそうなこのワクワクを抑えきれず思わず投稿してしまいました(笑)さ、仕事しまーす。 

「フルートのコツ」カテゴリーですが、今日はピッコロのお話。正直に言いますと、私はあまりピッコロが得意な方ではありません。子供の頃はかなり無理矢理吹いていましたし、高音域の♭シより上がどうしても苦手でした。しかし大学を出てから、ヨーロッパのプロ奏者の音色や若者たちの音色を聴いて、ピッコロの良さを再認識してからは、比較的まじめに練習するようになりました(笑)こんな可愛い音が出るんだ…自分も出したいな、そう思ったからです。
しかし、ピッコロの高音域に一旦苦手意識を持ってしまうと、なかなかそれを塗り替えるのは難しいもので、練習するほど本番でハイトーンが当たらなくなってしまうことも。それにあんまりピッコロを習う機会は無いので、フルートの延長みたいに練習してしまいがちですが、「似ているけど違う楽器」だと思った方が良い場合もあります。

おススメは、まず自分の理想に近い音を出す人の演奏を聴くこと。目指す音のビジョンを持つことです。そしてピッコロはピッコロで、基礎練習が非常に大事です。

最近見つけたハイトーンのコツは、ズバリ「基音」の響きを意識する事です。基音というのは、フルートやピッコロで言うところの1オクターブ目の音(倍音奏法をしていない音)です。どうしても高音域の♭シから上になってくると、ある程度ピッコロに慣れている人でも難しいです。しかし苦手だからといって、その高音域だけを酸欠になりそうな息の吐き方をして当てようと練習するのは、ちょっと遠回りです。
どんなに高い音でも、何かの倍音です。例えば3オクターブ目の♭シの音を練習する時は、まず1オクターブ目や2オクターブ目の♭シを充実した良い響きで吹けるようにします。その時の響きのツボを意識した状態で、3オクターブ目の♭シを吹くようにします。ただ闇雲に息を吹き付けたり、アンブシュアを締めたりするのではなく、響きの狙いを外さないようにすると当たりやすくなります。特に2オクターブ目から3オクターブ目へ、レガートで上がる練習はかなり効果的でした。シや4オクターブ目のドも、同じようにオクターブ下の響きのツボを意識して吹いてみてください。
逆に言えば、1〜2オクターブ目の音で良い響きを得られていない場合は、いくら頑張っても(とーっても良い楽器をお持ちの場合は違うかもしれませんが)高音域を攻略するのは難しいでしょう…。焦らず低い音の響き作りから積み上げましょう。

今回はかなり抽象的な表現を使いましたが、ある程度楽器を吹いている方なら分かっていただけるかと…。どんなに高くて到底出そうにない音でも、何かの倍音である事を忘れずに。そしてそこにヒントがあります…!

 今年度の新しい試みとして、発表会を企画することにしました。
 前々からうっすら考えてはいたのですが、時期はどうするのか?場所はどうするのか?果たして生徒さんはみんなそれを望んでいるのか?・・・などなど考えているうちに日々が過ぎていました。
 簡単な用紙を作り、生徒さんお一人お一人に渡しながら、皆さんが発表会の参加についてどう思っているのかを先週あたりから探っています。もっと皆さん難色を示すかと思いきや、意外と乗り気の方がほとんどでちょっと嬉しくなってしまいました。
 まだ日にちも会場も決まっていませんが、プログラム作りはじめちゃおうかな、なんて(笑)なんとか開催できるように準備していきたいと思います 

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