湘南茅ヶ崎のフルート教室

茅ヶ崎在住のフルート奏者の徒然日記
レッスンのこと、演奏のこと、その他もろもろ

管理人は関東で演奏活動をしながら、フルート講師をしております。
日々のレッスンの様子やフルート上達のポイント、新しい発見などなど、不定期に更新中。
レッスンについてはこちらのホームページをご覧ください。また、新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンラインレッスンも開講致しました。詳しくは教室ホームページへ。
お問い合わせはブログのメッセージよりお気軽にどうぞ♪
フルートアンサンブルの楽譜の販売を始めました。二重奏、三重奏、四重奏のアレンジ譜をお探しの方は是非こちらもご覧ください!サンプル演奏あります。

 すっかり涼しくなりましたね吹奏楽コンクールが落ち着くと、今度はアンサンブルの季節がやって来ます。昨年も指導先の高校生に「クープランの墓」の木管8重奏編を書いた私ですが、今年も思いつきで書いた楽譜を使っていただけることになりそうです(笑)
 今教えている子達で、特に優秀な中学3年生たちがいまして、その子たちの編成に合わせて曲を探していたのですが、まーそんな曲は無いわけで。
 そんな折、だーっとネットを見ていて、気に入った曲があったんですね。それがドビュッシーの「ダンス」(スティリー風タランテラ)という曲。見つけたのは木管8重奏版でしたが、聞いてみてこれなら編曲は難しくなさそうだと思い、書いてみることにしました。フレキシブルの譜面って少人数の部活には本当に助かるのですが、やはり内容がないというか・・・かといって、市販の譜面もあまり好きなアレンジがないのです。編成に合わせて楽譜を探す手間を考えたら、半日くらい使って好きな曲を書く方がいいやと思ってしまう・・・
 元々はピアノソロ曲で、私も最初はその譜面を元に書きはじめましたが、動画を探していたらなんと、ラヴェル大先生がオケにアレンジしているではありませんか!去年のクープランもラヴェルに助けられましたが、今年もお世話になることになろうとは。。。
 フルート、クラリネット2、トロンボーン、ユーフォニウム、打楽器2という編成で、個々の良さが出るように配慮しつつ、ザザザーっと書いたのがこちら。 
ブログ9:22  顧問の先生に聞いた話では、本人たちもとても喜んでくれていて、楽譜を渡した翌朝から早速さらっているとのこと。嬉しいな。
 ユーフォニウムが冒頭からかなりハイトーンなのですが、吹く予定の子がこれくらい吹けるからこういう音が書けるわけで、普通は中学生にこんな音は書きません(笑)拍子の取り方が非常に難しい曲なので、その辺で少し苦労しそうですが、早く実際の音を聞きたくてうずうずしております!

 年で一番忙しい時期をやっとこさ乗り越えました。吹奏楽コンクールの指揮、他の学校でのパート指導、合宿・・・それに加えこの夏は地方での演奏がいくつか。体調を崩すこともなく無事に終えることができました。
 昨日は、以前もお邪魔した介護施設(生徒さんの職場)で2回目の訪問演奏をしてきました。今回は生徒さんとのデュエットも数曲準備し、利用者の皆様にも喜んでいただけました。個人的に昨日のハイライトは、初めて人前でトラヴェルソを吹いたこと(笑)おととい生徒さんとの練習の際に、何となく話の流れでトラヴェルソを吹くことが決まり、その日の夜から当日の朝にかけて必死で練習。簡単で且つトラヴェルソの良さが出そうな曲ということで、バッハ(・・・と言われてましたが実は別人の作であるという説もあります)の「メヌエット」を吹くことに。何が問題かというと、明らかに違う楽器だったら気にならないのですが、モダンフルートの先輩であるが故、所々モダンと違う運指があること。特にフラットがつくと結構混乱します。必死の練習の甲斐もあり、何とか吹き切ることができました
 トラヴェルソはモダンフルートよりも音量は小さいですし、ピッチのコントロールも難しかったりするのに、圧倒的な存在感のある楽器だなと。伴奏なしでヴィブラートも殆どかけませんでしたが、音そのものに色があるというか・・・1本でも十分なんですよね。不思議な楽器です。
 演奏を終えたところで、ある利用者の方に「今日は来てよかった」と言っていただけたのは本当に嬉しくて、何よりの誉め言葉でした。今度はクリスマスごろの演奏を目指して、職員である生徒さんと一緒にまた準備をしていきたいと思います

 なかなかゆっくりブログを書く時間がなく、更新が飛び飛びですみません7月から本格的に吹奏楽コンクールシーズンが始まるため、今のうちにしておきたい作業があり・・・ 。

 さて、今日はフルートを吹くときに唇(正確にはその周りの口輪筋)に力が入りすぎて、力を抜きたくても抜くことができず、 硬くなってしまうという症状について。私自身も、大学でフルートを学んでいる頃そのような症状がありました。来るところまで来てしまった頃、本番前日の練習は30分以下にとどめ、当日も極力吹かないで過ごして本番をなんとか吹き切る、という感じでした。本番中も最初はそこそこ音が出ているのですが、曲の最後に向かうにつれてアパチュア(唇の間にできる穴)が締まる一方で、最後まで吹いた後はもう吹けない、という程に唇の周りが疲労する始末。もちろん自分でも唇の周りの筋肉を使いすぎていることに気付いていましたし、その頃の先生にも「上唇の力を抜いて」「柔らかく」と言われていましたが、「そんな事は分かっているし、できりゃ苦労しないんだよ』と内心は激おこでした(笑)そんなこんなで、大学4年間は唇が硬くなるという症状との付き合いでほとんど終わってしまいましたね。 
 無論どうしたら良くなるかを四六時中考えていました。何かをちょっと変えたら一瞬良くなって希望の光が見えても、数日でまた調子を崩し・・・音がかすりもしなくて、フルートには向いていないのかもしれないと半ベソの日もありました そこで気づきました。ちょこちょこ角度やら何やらをいじっても無駄である、ということに。

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 トラヴェルソを初めて吹いたわけではありませんが、やはりこのしっとりした音色と低ーい音程がたまりません・・・(私は一応絶対音感ですが古楽器の音程に関してはスイッチを切ることができます、その代わりピアノの音程が440Hzなのか442Hzなのかは恐ろしく気になるというめんどくさい構造をしています)。
image モダンのフルートと違う点は多々ありますが、まず頭部管のコルクがむき出しである事に小さな驚き。モダンでは反射板というものがあり、歌口から覗くと壁が見えますよね。トラヴェルソはその部分がコルクむき出しで、水分が溜まったままだとかなり良くなさそう。モダンでもちゃんと拭き取らねばならないのですが、これはより気をつけてあげないと・・・。 (わかりにくい写真ですが、奥にコルクが見えますでしょうか・・・?)
 リコーダーで有名なアウロス社の楽器なので、かつて見たことのあるグリスが付属しています。以前ロウソクのロウをグリスにするんだという話も聞いたことがあるのですが、とりあえず今日は付属のグリスを塗りました。ジョイントはかなりきつめです。吹き終わった時にはグリスを拭き取りました。
image キィは右手の小指に一つだけ(モダンでいうEsキィに相当します)。パットがペラっと貼ってあり、よくこれで塞げているなぁと・・・この辺りも持ち運びの時には気をつけないといけませんね。このキィが合わなくなると、レ(D)はもちろん沢山の支障が出ること間違いなしです。
 運指はモダンと一致する部分が多々あります。しかも左手の親指に穴がなく、普段左手の小指で扱うGisレバーもありませんから、左手の支えはかなり自由に調整できます(筆者は小指が短いため非常に助かります)。しかしキィシステムが無い分、派生音(♯、♭がついた音)が来ると運指が複雑で多少の騒ぎになります。またEsキィを使うタイミングが違います。トラヴェルソではナチュラルのファ(F)やミ(E)を吹く時にもこのキィを離しておきます。そうしないとピッチがモダンピッチくらいまで上がってしまいます。でも中音のナチュラルのレ(D)やフラットのミ(Es)はモダンと同じ運指です。
 まだ自分の体に一番フィットするジョイントの角度や指の置き方が見つかっていないので、モダンより軽いのにちょっと疲れます。これを楽に支えられるポジションを探すのは、モダンのフルートを吹くのにも大変に役立ちそうです。
 今日は手始めにテレマンのトラヴェルソ用ソナタやら、シェドヴィル(出版時は勝手に「ヴィヴァルディ作」と書いて売っていた)のソナタやら、昔モダンで吹いた曲を片っ端から吹いてみました。たまに指がごっちゃになりますが、慣れれば意外と大丈夫です。基本がD管(ニ長調の管)なので、ト長調やニ長調などシャープ系の曲は比較的簡単に演奏できます。逆にフラットが来るとプチパニックです。これが本来のフルートの調性感覚なんですねぇ・・・。モダンの楽器はブリチアルディキィのおかげもありフラット系も変わらず演奏できますし、フラット系の方が好きな人もいますよね(私はモダンでもシャープ系の方が楽ですが・・・)。
  そんなこんなで、今日はモダンフルートを1秒も吹かずに終わりそうです。今後はバロックとモダン、両サイドからいろいろなことを考察していきたいと思います

 今日は暑いですね茅ヶ崎も良いお天気で、私は家でのんびりしております(笑)なぜ自宅待機をしていたかと言うと、荷物が届くのを待っていたのです・・・!久しぶりに自分のために楽器を買いました。それがこちら!
imageフラウト・トラヴェルソ!!
Amazonで安く出ているのを数年狙っていました。学生時代から500円玉貯金をしていたのですが、気づいたらこれを楽々買えるくらいの額溜まっていることが判明。先月誕生日だったので、自分への誕生日プレゼントということで遂にポチりました。もちろんこの楽器はバロック・ピッチ(A=415Hz)。とっても吹きやすく、想定以上によくできています。
 「トラヴェルソ」 は18世紀、J.S.バッハが活躍した時代の楽器でして、その辺の時代の曲を勉強するのにぴったり。モダンの笛とは音色も、音程感も、もちろん運指も違います。これは毎日遊んでしまうなぁ・・・自分の引き出しを増やしていくためにも、これからはモダンとの二刀流を目指してみたいと思います。

 先日はひっさしぶりに訪問演奏に行ってまいりました。生徒さんが勤めている介護施設での演奏です。とっても素敵な施設で、吹き心地も良い場所でした。
 実際はフルートよりピアノを弾いている時間の方が長かったような・・・(笑)教育実習以来ではないかというくらいの、初見で歌いながらの伴奏。さすがに古い曲になるとわからないものもあり、勉強せねばと思いました。いつもはもっと広いところでしっかりさらってから本番に臨むので、こういった距離感でその場で「これ!」とリクエストされたものを、パッと吹いたり弾いたりというのもスリリングで楽しかったです。
 次回訪問する際には、フルート2本や3本でも演奏したいですねぇと相談しております・・・少しずつ他の生徒さんも巻き込んで参加できたら良いな・・・今後も楽しみです。施設の方が即席で素敵なアルバムを作ってくださいました。私が吹いているシーンは1枚もなく、歌かピアノの人みたいになっていますが・・・(笑)聞いてくださった皆さん、お誘いくださった生徒さん、ありがとうございました
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  今月も早く曲を上げたいのですが、移動の仕事が多くてなかなか進みません・・・今隙間隙間で編曲しているのはこの曲!
20170323163509ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」より第1楽章のフルートカルテット版です。この曲、現在はC管(4thのみH足部管推奨)4本で書いていますが、アルトフルートを投入する版も作ろうかと思っています。実はお客様から特殊管を使ったアレンジも欲しい!と前々からリクエストをいただいてはいたのですが、何しろ自分が特殊間ユーザーではないので吹奏感を想像するしかなく、なかなか実行に移せていませんでした。
 最近アルトやバスで遊ぶ機会があり、なるほどこんな感じなのかと体験。アルトは学生時代に吹いたことがありましたが、バスは初体験。息遣いにコツがいるなぁと思いましたが、グランド(普通のフルート)よりオクターブ下まで出るというのはなかなか魅力的ですね。今週から大事な本番が2本あるため、アップできるのやら・・・4月になってしまったらごめんなさい

今日明日は各地で子供達のソロコン…ソロのコンクールが行われています。フルートの教え子も何人か出場しますが、今日は私もちょっと演奏のお手伝いをしてきました…。いつぶりか分からない、ピアノ伴奏です(笑)
普段からレッスンではいつも伴奏を弾いていますし、録音に付き合って弾いたりもしていますので、いつもの延長ではあるのですが、本番で弾くのは久しぶりでした。しかもコンクールの本選なんて…
しかし学ぶ事が多かったので、そんな大事な本番で弾かせてくれた生徒に感謝です。一番の学びは、普段からもっとグランドピアノを弾かなければならないという事でしたが…(笑)

伴奏を弾いていると、吹いた事があった曲でも新しい発見がたくさんあります。なんで今までちゃんと伴奏譜を見なかったんだろう…なんて思いますが、ただ読むのと弾くのとはやはり全然違うものですね。
なので皆さんも、伴奏者が合わせの最中に音楽的に何かを提案してくれた時には、「えー?」と思わずにまずは乗っかってみてください。やってみて変ならやめれば良いだけです。少なくとも旋律を吹いているだけの我々よりも、伴奏者は曲を全体的に捉えて演奏してくれているはずです。もちろん時にはこちらからの提案も必要ですよ、特にブレスに関しては…。

てな訳で、ちょっとした役目を終えて少しホッとしている私でした…(._.)

 あっという間に1月が終わってしまいました今日の茅ヶ崎は冷えています
 さて今日は短い音を吹くときのちょっとした注意点についてです。息のスピードに気をつけた方が良いという話は、以前違う記事でも書いていたと思います。これは長い音でも短い音でも同じなのです。
 レガートのフレーズを吹くのと、細かいタンギングが続く部分を吹くのと、どちらが苦手かと聞かれたら、 おそらく多くの人が後者を選ぶのではと思います。長く伸ばす音はしばらくすると安定してくる場合が多いですが、短い音は一瞬一瞬で決めていかなくてはならないので緊張度も増しますし、技術的にも難しいと思います。
 例えば、カルメンの前奏曲。こういったタンギングばかりの部分を、全て鳴らすのは結構難しいです。まずスタッカートを全て取って吹いてみてください。
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 スタッカートがある時とどちらが鳴らしやすいでしょうか?多くの方はスタッカートなしならば音が出ると思います。それなのに何故スタッカートになるとうまく音が出なかったりするのか・・・?
 難しいパッセージが現れると、力みが出たり息が速くなってしまう傾向にあることは以前書いたと思います。「スタッカートが続く」というのも苦手な人にとっては結構なストレスで、必要以上に息を使ってしまうのです。なので、スタッカートを取ってレガートで吹いた時の息のスピード感そのままで、スタッカートをつけるようにしましょう。音が長かろうと短かろうと、息のスピードそのものは変えないようにするのです。本当はスタッカートにはもっと細かくコツがあるのですが・・・まずは息のスピードに着目して練習してみてください

 関東地方も今日は冷えますね⛄️
 さて今日も最近思うことを一つ。皆さんのフルートの音のイメージってどんなものでしょうか…?キラキラしているとか、ツヤツヤしているとか、爽やかだとか…素朴な音だと感じる人もいるでしょう。どんなものでも良いと思いますが、誰しも自分の理想の音に近付こうと努力をするものです。
 本当にザックリ言ってしまうと、息漏れの音がする「かすれた音」を皆さん嫌がるし、密度の高い音を目指している時には、先生も生徒もそれを改善しようとしますよね。いわゆる「いい音」というのを出すために。
 しかし、ある程度安定したコンディションで吹けるようになった時には、「いい音」だけではなく、意図的に「かすれた音」も利用できると良いと思います。特にフランスの音楽を演奏する時には、いろいろな音色を求められます。普段なら良いとは思わない音も、フルートにおいては大事なパレットの一つです。
 涙が出そうな場面や、急に弱奏に持って行く時、ディミヌエンドの処理中など、音の焦点をぼかしてみるのも一つの手段です。ぼかし具合も調節できますから、本当にいろいろな場面で使えます。
かすれた音は、わざと的を外し気味で息を当てれば出すことができます。是非とも効果的に使ってみていただきたいです。

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