湘南茅ヶ崎のフルート教室

茅ヶ崎在住のフルート奏者の徒然日記
レッスンのこと、演奏のこと、その他もろもろ

2014年11月

 長いことレッスンに伺っているある生徒さんは、ご自分で学習塾を経営されている方で、同じ先生という立場のためよく「教育」の話題で盛り上がります。
 フルートを教えていて、うまく問題解決出来ることばかりではありません。自分には経験のない症状をお持ちの方もいますし、なかなか練習してきていただけない方もいます・・・(やはり練習ってある程度は必要ですけれど、お忙しい方もいますしね)。しかし、それらのさまざまな問題が発生するのをただやり過ごすのでは何も変わらない…。そういう時こそ、私自身のアプローチを変えなければならないということを最近強く思うようになりました。
 その生徒さんは言っていました。「教育は愛」だから、と。ネットで映像を見たり、通信教育を受けたりして勉強出来る子は稀で、多くの子は人の温度のある授業を求めているんだ、と。
 フルートのレッスンも同じだと思います。フルートを自由に吹けるようになることも大事な目標ですが、それより何より、音楽を通じた人と人とのコミュニケーションが最も大切なことだなぁと再確認しました。
 「教える」なんて言い方は偉そうで嫌ですが、本質はそこにあるのだと思うと、「教える」のも悪くないなと思ったり。一緒に音楽がしたい。それに尽きるのです。
 一方で、「教えすぎは教えなさすぎるよりも悪い」なんてことも聞いたことがあります。これもマイブームの禅の教えみたいだなと思うのですが。 私は楽器がうまく鳴らせなくて悩みに悩んでいた頃、その時習っていた先生から具体的なアドバイスがもらえず、やきもきした経験がありました。上唇に力が入っていると、ひたすら指摘されるだけ。そんなことは本人も自覚していますよ。しかしどうしたらいいのかを言ってくれない。これは当時は大変なストレスでした
 けれど、そのおかげ?で私は自分で解決策をひたすら探し続けるという行動をとりました。結果的に、その時の悩む気持ちや苦しみを知り、そして問題解決力がつきました。結果オーライですが、その時は本当に辛かった・・・。先生がそこまで考えて何も言わなかったのか、解決策が浮かばなかっただけなのか、それは不明です。
 禅は科学とは正反対の立場です。科学は実験して予測を立てたり、科学的に立証、なんてことをします。禅の考え方は、本当に簡単に言えば、知ろうとしないでとにかく体験せよ。教師はつい教えすぎてしまうことがありますが、それが本人のためにならない可能性があるわけです。生徒が体験の中で自分で悟れるように、その道筋を作ってあげる・・・これが、楽器を始めとする先生のやるべきことなのだなと。 
 来週は学校の先生をしている大学の同期の子と会う約束をしているので、また意見交換をしたいなぁと思っています

 この時期になると肩こりが辛くなるのは私だけではないですよね・・・?整体とかカイロプラクティックの先生を近所で探して体験などしたこともありましたが、金銭的にも結構つらいものがあり1回行ったきり
 そんな中、最近気になっていた本を購入しました「安心のペットボトル温灸」
 
安心のペットボトル温灸
若林理砂
夜間飛行
2014-04-15





この本の著者、若林さんの本は実は何冊も持っています。以前にも書いたかもしれませんが、私は西洋音楽をやっている一方で、東洋医学にも大変興味がありまして(笑)薬膳の本も持っていますし、こういうのも大好きなのです。西洋医学に頼らなければならないことだって勿論ありますし、やはり凄いです。でも東洋医学の世界はとても体験的で、禅にも似ているなぁと。
 ヨーロッパの音楽の巨匠達が、禅を学んでいたなんて話も良く聞きます。理屈ではなくシンプルな考え方で、わかるとすーっと入ってくる。私も最近ちょっとだけ勉強しています。
 脱線しましたが、肩こりのツボにペットボトル温灸をしてみたところ、その後ペットボトルを当てていないのにポカポカ首や肩を回したくなるようなあの重さが気にならなくなっていました。ゴリゴリ言うのまではさすがに取れませんが・・・しばらく続けてみようと思います。それから安眠の温灸もオススメです

 フルートの跳躍音型が苦手という方はとても多いと思います。というより、誰しも苦労する問題であると言えますそもそもまずフルートで難しいのは、1オクターブ目と2オクターブ目を吹き分けることですし、その境目を超えてあちこち音が変わる音型は上に上がり切らなかったり下に降り切れなかったり…口周りの筋肉が疲れてしまったりする方もいると思います。
 これには技術的な問題と気持ちの問題の2つがあります。昨日のレッスンでピッコロを教えていたのですが、この方は高音域の音色作りの土台として中低音域の音を磨いているところです。低音域はかなり良くなってきたのですが、オクターブ上がると音がきつくなって雑音が増えてしまっていました。
 技術的な問題としては、まずフルートを吹く時より息を多く吐きすぎないように制御しなければならないということ。そして音域のコントロールは上唇ではなく下唇を使った方がエネルギーを使わずに済みます。このことに関するヒントは以前にも書いています。(息の制御の問題はこちら、下唇のことはこちら
image 意外と大きいのが気持ちの問題。これは私が書いたオリジナルの練習課題。…と言っても大したものではありません(笑)そこになにやらペンで色をつけたゾーンが見えると思います。生徒さんには、実際に書かれている音符ではなく、この色の辺りの音を吹くつもりで吹くように伝えました。すると不思議なことに、低音も中音も音色が落ち着くのです。
 この意識改革はフルートにも使えることです。人は音の跳躍に苦手意識を持てば持つほど、下の音から上の音まで必要以上の距離を感じてしまっていることがあります。それに伴い、必要以上にコントロールしようとして筋肉を使いすぎ、音がきつくなったり余計にまとまらなくなったりしていたのです。たとえオクターブ離れていても、ずっとその中間くらいの音を吹いているような意識でいるだけで、とても楽になることがあります。要は頑張りすぎ。
 跳躍にお困りの方は騙されたと思って試してみてください。跳躍の続くエチュードなどなら、写真のように色をつけたりするのも効果的です

 フルート(だけでなく楽器全般)と体の関係はとても密接ですが、最近特に気になるのは肩甲骨のこと。私は中学生の頃から肩こりを自覚していたのですが、特に肩甲骨周りがゴリゴリです今は楽器を吹いて肩こりがひどくなる事はなくなりましたが、子供の頃はひどい姿勢で楽器を持っていたのでそれが原因ではないかと・・・。
 今も日常生活で無意識のうちに肩が丸まって猫背になりがちなので、練習の際にこれを使ってみました。 
image100円ショップで売っているストレッチ用のチューブ。8の字になればどちらでもOKです。左はもともとこういう形で売っているもの、右はチューブの端を固結びしたものです。輪になっている部分にそれぞれの腕を通して、チューブの交差している部分を頭でぐいっとくぐります。背中に8の字の中心が来るはずです。こうすると肩や肩甲骨があるべき場所に気持ち良く持っていかれます。すると何となく深く呼吸ができるような気が・・・
 同時に、肋間筋(肋骨の間の筋肉)をほぐすマッサージを取り入れています。肋間筋は呼吸に関わる最重要筋肉ですが、現代人はかた〜くなっていることが多いそうです。肩甲骨を正しい場所に戻し、肋間筋を柔らかくすることは、楽器にもかなり良いはず・・・継続してみようと思います。
 ついでにこのチューブをしながらパソコンでタイピングすると、体が丸まらないので疲れにくいです。

 結婚式ラッシュ真っ最中のこの秋。先月も今月も2つずつ出席。もちろんとってもおめでたいのですが、こうも続くとお財布がかなり厳しいのもまた事実・・・トホホ
 さてさて。楽器が出来ると、結婚式で余興を頼まれることが多く、明日もその合わせ(新婦と)。本当に、分身できるならしたい!!一人でピアノもフルートもできたら楽なのに・・・でもそういう訳にはいかないので、編曲して譜面を作り、それを録音してMIDI音源をつくります。macは優秀で、もともと内蔵されているGarage Bandを使えばある程度のクオリティーの音源が作れちゃいます! 本当に素晴らしいもともとMIDIを子供の頃から遊び道具にしていた私・・・ しかしながらやはりここはちゃんと使えるようにしようと、珍しくマニュアルを購入。その名も「Garage Bandマスターブック」!続きを読む

 今日は先週に引き続き新宿の中学校フルートの女の子、相変わらずアパチュア(唇の間の穴)が小さい小さい…。
 今日はまず、唇やその周り、そして顎の動きについて知ってもらうことから始めました。意外と知られていないようですが、って皮膚でも筋肉でもないんです。身体の中で唯一体外にある、「粘膜」なのです。要は、「唇の力をぬけー」だの「唇をコントロールしろー」だの言いますが、唇自体にコントロール力はないのです。唇が形を変えるのは、その周りの口輪筋のおかげ。
 それからのこと。上顎と下顎とありますが、動かせるのは下顎のみ。それに付随して、上唇よりも下唇の方が可動域が広く自由です。口を開けたり閉じたり、もっと言えばアパチュアを大きくしたり小さくしたりできるのは、上顎(上唇)ではなく下顎(下唇)なのです。大きくしたければ下唇を下げる、小さくしたければ下唇を上げる。これが基本だと思います。しかし、上唇を必死で下唇に近づけて息を集めようとしがちです。かつての私もそうでした…。
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 ここのところ休みがなかったからか、なんとなくごまかしていた体調・・・しかし今日になって悪くなる気配が喉のイガイガをちょっとでも感じたら、その時点で手を打つと悪化を防ぐことができたりします。今日の私はちょうどそんな感じです。
 そんな時には
  image最近薬膳に興味があって、ちょっとずつ生活に取り入れるようにしています。これもその一つで、喉の不調に効く「大根ハチミツ」。作り方はとても簡単。
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image 普段はフエを教えておりますが、たまにピアノを弾く仕事もしておりまして(笑)
 今日は母校で行われた指揮法講習のピアニストをしてきましたもちろん大学をピアノで卒業した人みたいに誰かのバラード…みたいなのは弾けないのですが、指揮伴奏で求められるのは、オケっぽいサウンドで弾くことと指揮への反応力…すなわちアンサンブル力普段オーケストラで指揮を見ながら吹くのが仕事ですから、それはお安いご用です。大学院時代から頼まれてよく弾いていたので、それからというものよく声をかけていただいていて。本当に嬉しいことです。


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 教えていた高校のアンサンブルコンテスト本番、聞いてきました
 2週間前から2回しかレッスン出来なかったのですが、伝えたことを一生懸命やってくれていたので、私としてはそれだけでも十分。よく短い期間でそこまで仕上げたなと思いました。
 他のフルートアンサンブルも上手なところが多く、以前自分が出た時とは状況が全く違っていて、結果はどうでるかな…という感じでした。
 教えた子たちの特徴として、はじめから良い音色感で吹いていました。力任せに吹いていないし、フルートの自然な音が出ていて。まだまだ響かせ方を勉強する必要はあるなと思いましたが、素材はとても良いというのが第一印象でした。
 それが審査員にも好印象を与えたのか、なんと地区代表の一つに選ばれてしまったのです!正直、アンサンブルとしての仕上がりはまだまだですし、さらい切れていないところもあるし、もっともっと音色も良くしなければならないけれど、次のチャンスに繋がったのは私もとても嬉しくて…。
 地区大会前は本番までの時間が無く、なんとかそれらしくまとめるという事を優先しましたが。今度はもっと基礎的なことから積み上げていけるので、どこまで進化させることが出来るか楽しみです。同時に私の力量も問われる場面です…頑張らねば。

 昨日は都内で受験生のレッスンでした今年の夏終わりくらいから見ている子で、受験を決意したもののまだ先生には習ったことがない、という・・・。なのでエチュードをさらったこともないし、ヴィブラートもかけたことがないし・・・という感じで、本当にイチから教え込んでいるところです。
 昨日のレッスンで彼女が引っかかったのは「後押し」をしてしまう癖です。まだアルテの1巻の初歩的なエチュードをやっていますが、ある曲の最初の3、4小節がうまくいかず。の簡単な羅列なのですが、一つ一つの音を歌おうとするために後押しになってしまっていました。
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