湘南茅ヶ崎のフルート教室

茅ヶ崎在住のフルート奏者の徒然日記
レッスンのこと、演奏のこと、その他もろもろ

2015年09月

 「エアリード」という言葉をご存知でしょうか?フルートにはクラリネットなどと違って、振動体としての「リード」がありません。その代わりにこの言葉を使うことがあります。
 具体的には、アパチュア(両唇の間にできた穴)から歌口のエッヂまでの「空気の帯」のことを「エアリード」という事が多いようです。
 一般的にフルートを吹いている際、「歌口のエッヂを近くしたい」または「エッヂを近くに感じたい」という欲求が生まれます。その方が息が当たる感覚があって安心なのです。そのような距離感・感覚で吹いている時に自分の耳に聞こえている音も、しっかり鳴っているように聞こえます。
 しかし!この時の音色だと、案外客席には音が届いていない場合があります。それは音に含まれている倍音が乏しくなり、いわゆる「響き」が無くなってしまうからです。(以前似たような話を書いています)そしてもう一つ、中音域の音がどうにも当たらないという症状が発生することがあります。
 これらの問題は、アパチュアから歌口のエッヂまでの距離が近すぎる、もしくは近くしようとしていることが原因となって発生している可能性が高いです。実際のエアリードの長さは測ったことがありませんのであくまで感覚の話ですが、感覚として5ミリくらいかな?という方はちょっと近すぎるかもしれません。 上記のような問題が発生している場合は、上唇からエッヂまでの距離が1センチくらいある感覚で吹いてみましょう。頭部管の角度を今より少しだけ向こう側にするのも、ひとつの解決策です。高い音になればなるほど、エアリードを長くしようとしてみましょう。「きーーーっ」という音だった高音も、響きがでてくるのでオススメです

 この前ご紹介した「the Clarinet 9月号」、読んでいただけましたか??これはあくまでクラリネット奏者向けのお話でしたが、どの楽器にも参考になることが書かれています。
 私自身左手がおかしかったという事はここでも書かせてもらっていましたが、かなり良くなりました。やはり、変だなぁと思うところを直接いじってもダメで、本当に問題が潜んでいるところは違うところにある事が殆ど。私の場合は体重のかけ方でした。体重移動の仕方、重心の取り方…色々表現はあるかなと思いますが。
 私は吹いている時に、どちらかというと前傾姿勢になりやすいです。これは立奏・座奏問わず。恐らく多くの方にも同じような傾向があるのではないでしょうか。しかしあまり前傾姿勢になると頭の重さや楽器の重さを腕、もっとひどいと指が受けることになります。骨盤も前傾しやすくなり、腰が反ったりします。こうなると身体のバランスが悪くなって、指に負担がかかってしまっていました。指が楽器を支えるのに奮闘してしまったため、いざ指を動かしたくても動かせない(特にキィから離す動きがやりにくい)状態だったのです。指の力を抜きたくても、知らないうちに楽器を持っていましたのでそれができなかった。。。

そこでお試しいただきたいエクササイズ。と言っても大したエクササイズではなくて、吹きながらできることです。

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 普段のレッスンでは常にアンサンブルが主体。ピアノ伴奏付きの曲は私がピアノを弾きますし、生徒さんからリクエストされた曲をデュエットに編曲して、一緒に吹きますピアノがないお宅へ出張レッスンしに行く際にも、この編曲譜面たちがかなり役に立っています。なので、私のレッスンでは常にアンサンブルです。私も楽しいので
 しかし3人ならもっと、4人ならもっともっと楽しいので、生徒さんにもそれを体験してもらいたいなぁと常々思ってはいました。しかも私の生徒さんの大半は大人の方々なので、一緒に演奏することでコミュニティーも広がるし良いことづくしではないかと・・・。
 まずは試験的に、日程が合いそうな方を集めてトリオやカルテットをやってみようかなぁと密かに考えています。本当にまだ構想段階ですが、そんなことを考えつつ、譜面を書きつつ、生徒さんに声をかけてみようかなと。今朝シベリウスの弦楽アンサンブル曲「アンダンテ・フェスティーボ」のフルートカルテット版譜面を書き上げたばかりなのですが、それを是非ともやりたいのです・・・。 年内に実現したいです。

 こんばんは、最近ブログをご無沙汰する癖がついており、いけないなぁと反省しております
 大雨の被害が甚大で本当に心が痛みます。神奈川県もかなり雨が降りました。ここの近くには相模川・通称馬入川(源頼朝が馬ごと川に入ってしまったのが由来・・・らしい)という比較的 大きな川がありまして、氾濫危険水位ギリギリだったようです。あの川が氾濫したら、こちらもあれくらいの被害が出ていたかもと思うと恐ろしいです。一刻も早い復旧を願っております。

 さて、先日楽譜屋さんで音楽雑誌のコーナーをみていましたら、「右手の親指」というフレーズがふと目に止まった ので立ち読み。それは普段決して読む機会のない、「The Clarinet」という月刊誌です。フルートの方が読むとしたら(普段あまり読みませんが・・・)、同じ出版社から出ている「The Flute」やパイパースなどですよね。しかし、どうしてもそのフレーズが気になって手に取ってみました。すると、クラリネットの方々もいろいろとお悩みを抱えているということが分かりました。
 クラリネットは楽器を体の前で構えられるので、一見フルートより楽そうに見えますが、フルートよりもずっしりしていますし使うキィは多いし大変らしいのです。そのいろいろなお悩み解決のためのメソッドや考え方、感じ方などが丁寧に書かれていたのですが、これが大変参考になります。フルートとクラリネット。違うように見えますけれど、問題が潜んでいる根底の部分は同じなのだなぁと改めて実感。
 あまりここで書いてしまうとネタバレになるので、詳しくは書店でThe Clarinetの9月号をお買い求めいただきたいのですが(1冊の内の最初の数ページしか読まないかもしれませんが、それでも買う価値があると思いましたので私は買いました )・・・すごく大雑把にいうと、楽器を吹く時の理想的な身体の在り方を探そうという話です。

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