湘南茅ヶ崎のフルート教室

茅ヶ崎在住のフルート奏者の徒然日記
レッスンのこと、演奏のこと、その他もろもろ

2016年03月

 こんばんは、今日はフルートを調子よく練習できたのでご機嫌ですあさっては本番・・・キラキラ響かせたいです。
 さて、中音域に関するお悩みの続き。前の記事で問題になっていた「なるべくアパチュアを狭めずに息のスピードを上げる」にはどうするか。ズバリ、外から見えない部分をフル活用するのです。アパチュアの変化は外から見えますが、音に影響を与えるのはそこだけではありません。 
 レッスン中、「口の中を広く!」 と言われたことがあります。皆さんもありますか・・・?「広く」というのは、つまり「ホー」とか「ハー」とかいう感じで、下顎を落として吹くことと考えられますが、これには良い面もあり悪い面もあると今は思います。フォルテやフォルティッシモで吹くのなら、これは非常に有効ですが、それ以外の場面ではあまりオススメできません。この問題について、詳しく書いてある本が1冊あります。小泉剛さんという方の「フルート演奏の基礎」という本です。「口の中を広く」することの是非について記述があります。口内を広くしすぎると息にスピードがつきにくいので、上の倍音を演奏する際には上手くいかない場合が多いですよ、ということが書いてあります。つまり、スピードをつけたいのなら、口内を狭めにするということも試す価値があるということです。
 実際に口内の広さをコントロールする時に顎の位置も大事ですが、舌がどうなっているかということがとても大事だと考えています。舌が下顎の方にペターっと下がることもあれば、上顎にぐーっと近づくこともあります。「アイウエオ」の母音を発音した時の、舌の位置を比べればすぐわかります。これを利用しない手はない!私はレッスン中、いろんな音を出しながら口の中だけ「アイウエオー」と動かしてみて、と生徒さんに言うことがあります。ある音が、どの母音を意識した時にどんな響きがしたか(良い・悪いではなく)、よくよく聴いていると様々な発見があると思います。
 そしてそのような実験をしていくのと同時に、必要以上に唇を閉じなくても吹けますよ!と自分に言い聞かせる(笑)ここが案外大事です。唇で全面的にコントロールしていない自分を信じられない・・・気持ちの問題でもあります。
 「中音域が上手く吹けない=アパチュアの形が悪い」ではありません。むしろ唇の使いすぎであることがほとんどです。もっともっと、外から見えない部分を敏感に使いましょう。かつてモイーズも同じような言葉を残しています 

 おはようございます。先日オケの大きな本番が一つ終わり、ほっとしたのもつかの間、まだ月末に大事な本番があるのでまた練習の日々になりそうです
 さて、レッスンをしていると本当に人それぞれ悩みは違っていて、同じ悩みでも状況が違っていて、いつも頭を悩ませています。 もちろん最も悩んでいるのはご本人だと思うので、一緒になって考えています。今最も難しいのはやはり中音域の壁を破れないという問題を抱える生徒さん。この方、全く中音域が出ないわけではないです。出るけれども、とにかく細い!!細くて苦しそうで、ちょっと的が外れただけでも音が途切れたり、ちりめんビブラートがかかることも。出ないとどんどん歌口のエッヂを唇に近づけようとする(いわゆる尺八の「メリ」の状態)。さらに音が細く、暗くなる・・・。この負のスパイラルに陥っています。
 もちろん最初にお会いした時から、アパチュア(吹くときに両唇の間にできる穴)が小さい、つまり唇に不要な力みがあること、 吹き付ける息に対する歌口エッヂの角度が良くないことは分かっていました。持ち方、姿勢についても最初から試行錯誤しています。しかし色々な手立てをしてきても、なかなか目覚ましい解決には繋がっていませんでした。
 しかし前回のレッスンでふと、生徒さんが吹き疲れた時に「みぞおち辺り」をさする仕草をしているのに気付きました。なぜそんな所が疲れるのか疑問に思ったのでいろいろお聞きすると、最初に体験レッスンを受けた先生から「みぞおちの辺りの筋肉」を使ってみたら?とアドバイスを受けたんだとか。その時もなかなか中音域の音が出ず、先生も悩んだ末そのようなことを言ったようです。 しかし、これがこの半年くらいの悩みの種だったのではないかと思ったのです。実際私もそのようにして吹こうとしましたが、苦しくて吹けませんでした。 
 フルートにおいて中音域以上の音、つまり高次倍音を出すには、1オクターブ目の低音域を吹くときより息のスピードを上げる必要があります。 息のスピードの上げ方には幾つか方法がありますが、低音域・中音域の吹き分けの際の「アパチュアと息の量の関係」としては以下のようになります。

①低音域を吹くときのアパチュアのまま、息の量を増やす
②低音域を吹くときの息の量のまま、アパチュアを小さくする  


低・中音域の吹き分けには、本来息の方向なども関わってきますがとりあえず置いておきます。
 今当該の生徒さんに起こっているのは、①②の混合型であると考えられます。みぞおち辺りに力を入れることでおそらく肺が圧迫され息がたくさん出て行き、その多くの息を唇でせき止めるためアパチュアを締めざるをえない。よって中音域も出ないわけではないけど細くて余裕のない音になってしまいます。みぞおちに力を入れることによって、逆に息が出て行かないということも考えられます。どちらにせよ、みぞおちに力を無理に入れようとした時には呼吸に支障が出ると思います。楽器を吹く時には、瞬時に胴体の力を抜かないと息を吸うことができません。そのオン・オフが巧みにできるのであれば有効かもしれませんが・・・。
 まずはそのみぞおちの力みを取らないといけませんが、すぐに取れるのものではありません。そもそもそこに力を入れないとオクターブ上が出ないと思っていたわけで、ただそれを止めることが解決にはなりません。仮に②の状態にできたとしても、ただアパチュアを小さくするだけでは今あるアパチュアを締めすぎるという癖は無くならないからです。
 ではどうすれば良いか。根本的に治すには、オクターブが変わってもアパチュアの大きさを変えないつもりで吹けるようにした方が良いというのが私の持論です。中音域以上の音を豊かな響きで吹くために必要な条件を考えてみます。
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 こんばんは、楽譜サイトのメンテナンスと確定申告に追われた2月が終わり、やっと落ち着いてきました。今度は教室ホームページのリニューアルが待っていますがね・・・
 さてさて、私は大学でフルートを勉強した人間ですが、基礎練習の内容がなかなか定着しない人でした。よし!モイーズのテキストやるぞ!!と決めても、1週間続いたかどうかも怪しいという始末受験生の頃は指示された練習を毎日必死にやっていましたが、いまいち効果があるのかわかりませんでした。
 しかし、今はメトロノームで丁寧に練習することの大切さを痛感しております(今更)。スケールは速く吹けてなんぼ!だなんてもってのほか。前にも書きましたがやはりゆっくりの練習、これが遠回りに見えて最も近道です。そしてよーーーーく聞くこと。少しのもつれも聞き逃さないように集中する。もつれるようならテンポを下げる。これがルールです。
 長音階だけで12調ありますよね?もちろん受験の時には全調バラバラバラーーーっと吹いていました。ですがまだ読譜が苦手な生徒さんには全調スケールは酷すぎるので、私なりに考えた結果、調号3つまでのスケールをマスターすれば十分だという結論に至りました。ハ長調、ヘ長調、変ロ長調、変ホ長調、イ長調、ニ長調、ト長調。この7つ。調号3つまでの音階を吹くと、一通り全ての運指を網羅することになります。 音符の読み方、半音階の運指を覚えていくのにはこれで十分。そして調号4つ以上になると、シャープやフラットが付いていない音の方が少なくなってくるので、慣れてくると案外難しくないのです(あくまで個人の見解ですが)。
 どんなスケールのテキストでも構わないですが、メトロノームでゆっくり丁寧に、スケールを練習する。=120で16分音符を並べる所まで行ってしまうと、ちょっと速すぎます。速いと指の小さなもつれがごまかされてしまうからです。オススメは=100前後。もちろんもっと低速から始めても良いですが、マックスは100前後で16分音符を吹くくらい。この辺りの速さは要するに中途半端なテンポなので、最も指のコントロールがしにくく、ごまかしがきかないのです(笑)。これが正確に思いのままに吹けるのであれば、それより多少速くても対応できます。
 てな訳で、私の生徒さんはまず調号3つまでのスケールを練習しています。その後必要に応じて練習課題を追加していきます。いかに効率よく、効果を上げられるか・・・ずぼらな私はいつでもそんなことばかり考えて居ります(笑)

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