ずいぶん前に、特殊管(アルトやバス等)を使ったアレンジも欲しいと、一部のお客様からご要望をいただいておりました。しかし私はC管とピッコロしか持っておらず、そもそもそんなに特殊管を使ったアンサンブルをする人たちは多くないだろうと思っていたので、特殊管を含めたアレンジの実践は後回しになっていました。編曲したものを自分で多重録音するのが常で、サンプル音源を作れないものに関しては書かないスタンスでしたし。
 ところが、ある日いつも音源作成に使っているGarageBandというMacの内蔵ソフトを使用中に、録音した音が勝手に3度くらい移調されてしまうという怪奇現象が起こりました。midi音源も何にもいじっていないし、全く原因がわからず。その後どうにかして録音したものを元の調に戻そうと奮闘した結果、移調に成功しました。つまり、録音したものを自在に移調管に変更できるというスキルを身につけたのです!すごいぞGarageBand。
 そこでふと思いたって、アルトフルートパートの試作をしてみました。アルトフルートを含めたアレンジ譜を作り、C管フルートでアルトフルートの譜面(in G)を吹いて録音し、それを完全4度下げるわけです。これが結構それっぽくできて笑いました。これで今後特殊管を使ったアレンジも、C管1本で録音できる・・・!アルトフルートはいずれ欲しいと思ってはいるのですが、買えるまではこの仮のアルトフルートで楽しみたいと思います。

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