湘南茅ヶ崎のフルート教室

茅ヶ崎在住のフルート奏者の徒然日記
レッスンのこと、演奏のこと、その他もろもろ

カテゴリ: その他音楽のハナシ

ご無沙汰しております(いつも書いている気がする…ごめんなさい)。先月からはまた目まぐるしく色々なことがありすぎて、また少しずつ書きますね。

先日生徒たちのアンサンブルコンテストが一通り終わりました。今年から教え始めた某中高一貫校は、かつては吹奏楽コンクールで上位大会の常連だったそうですが、最近はなかなか賞が取れない事が続いておりました(この県では吹奏楽もアンサンブルも、銅賞すら付かない学校が出演団体の半分くらい出ます…厳しい…)。それが、今回は中学生も高校生も賞を取ることができました。素直に良かったと思いますし、演奏の内容も良かったです。まだまだ上位大会に行くのは大変ですが、それだけが目的ではないですし、個々の成長が見られた事が一番嬉しいです。

今回最も感じた事は、やはり何より音色・響きの大切さです。どんなに難しい曲を頑張って吹いても、どんなにお互いに視線を送ったりしてアピールをしても、どんなに大きな音で吹こうとしても、響きの良いアンサンブルには敵わない。そして、それをちゃんと聴いていただけるものです。聴いていて心地の良い響き、音楽に仕上げていくことがとても大事。
今回高校生には私が編曲した楽譜を吹いてもらって、本番まで試行錯誤を繰り返しました。自分まだまだだなーと思うこともありますが、アンサンブルを仕上げることの難しさと楽しさを再認識。私にとっても大変良い経験となりました。

大変ご無沙汰しております。
吹奏楽部の合宿に次ぐ合宿で、やっと家に帰ったと思うと、またtutti…という年で1番忙しい日々を送っております。。。しかし呼んでいただく学校の笛隊が、みんなそれぞれ上達していくのは嬉しいものです。今日は1番気にかけていた女の子の高校が吹奏楽コンクール本番。顧問の先生方にも別人になった✨と報告を受けました。別人になるほどまで育てた記憶はないんですが…(笑)8割くらい本人の努力と諦めない気持ちだと思います。
もともと歯の矯正をしている子で、前歯の表にさらに器具が増え、音が出ないと泣きつかれたのはつい先週のこと。でも落ち着いて調整すれば、寧ろその前より良い状態になることもあるのだなぁと…私も勉強になりました。それにしても、下唇や顎にリッププレートが当たる感覚を修正して、「いま響いてるよ!」と教えた音に、自分の耳を慣らすのは大変だったと思います。そして勧めた練習の仕方を本当にマジメにやってくれたんだと思います。これからその学校の中等部の合奏をしながら、健闘を祈ります…!!

昨日までの合宿中に思いついた私の格言の一つは「耳は天井」。意味が分かりませんね(笑)

吹奏楽を含めアンサンブルで「音程を合わせる」とか「音色を寄せる」とか「溶け合わせる」ということを考える時に、どうしても平面的に音を聴いてしまいます。しかし経験上、隣人の音を聴こうとしてもあまり上手くいきませんでした。それよりもみんなで天井に自分の耳を設置して聴く感覚(笑)にすると、お互いの音が戦うことなく一つになりやすいようです。吹奏楽でもオケでもピッコロ奏者は音程に悩まされますが、これは一つのヒント。みんながそういう聴き方をしていると、響きあった木管の中から勝手にピッコロの音高の倍音が聴こえてくるんです…ピッコロを吹いていないのに。合宿中の木管分奏で子供達と、そんなホラーみたいな体験を出来たのはとても興味深かったですね。。。
結局、音程!ピッチ!と言われますが、それよりも個々の音色、聴き方の方が大事なんだなぁと改めて思いました。

 最近吹奏楽部で指揮を振るようになって、必要に迫られクラリネットを始めた筆者(笑)今日もネットでリードを注文…。何て大変な楽器なんだと思うと同時に、自分がフルートを始めて今に至るまでのことを思い起こしたりしています。
 私は両親を含め、親戚や身の回りに木管楽器を吹く人がとても多かったので、子供の頃から大人の音を聴いて育ちました。大学でも周りに良い音を出す人がたくさん居た。なので吹いたことのない楽器でも、良い音だなーと思ったり、こういう響きがする楽器なんだな、というイメージを持っています。やはりその中でもフルートは一番よく聴いてきましたが。
 なのでクラリネットは初心者でも、子供達とは違うスタート地点から始められるような気がします。まだまだ自分の音にうぇーっとなる事が多いのですが(笑)、それはクラリネットはああいう音が鳴るはず、という目指すイメージがあるからです。それがないと、そもそもうぇーっとは思わないし、自分の音に対するこだわりはそこで止まってしまう。
 ついついアウトプット…吹いて音を出す事に囚われてしまいますが、基本に立ち返ると、いかに響きの良い音を聴いてきたか、つまりインプットが大事です。そしてそのインプットの精度も高ければ高いほど良い。カメラの解像度にたとえて分かりやすく書かれている本(音楽書ではない)を見た事があります。より鮮明に音色を聴き取ることが出来れば出来るほど、自分の音色に対するこだわりも生まれてきます。
 聴力に個人差はあるのでしょうが、まず聴こうとする事です。大人になってから、フルートの音色に憧れて始めようと思ったんです、というアマチュアの皆さん。やはり子供たちに比べると運指を覚えるのに苦労したり、うまく持てるまで時間がかかったりします。しかし、最初のきっかけになった「きれいな音」のイメージがあるからなのか、素直な良い音で吹く方が多い気がします。

 そんなことを思いながら、今日も合奏頑張ります。

 ご無沙汰しております。
 学生にレッスンしていると、自分が学生だった頃にどんな風に悩んだとか、考えたとかいうことを思い出します。フレーズの途中でやむなくブレスを取るときに、どうしたら不自然にならないかとか、マルカートってどうしたらそう聞こえるのか、などなど…。そういう細かいことだけではなく、良い音・響きって何か、とか(これは今でも考えますが)、ありとあらゆることです。しかしなによりまず、音符を読むということを分かっていなかったんだなぁと思います。
 学生に多いのはいわゆる「棒吹き」。音もリズムも正しく読めるようになったけれど、音に命がない。というと大袈裟かもしれないけれど、でもそういうことだと思います。
 私も受験生の頃は、楽譜を読んで音を吹くときに、書いてあるアーティキュレーション(簡単に言うとスラーやスタッカート)、強弱…そういった情報をもとに、音符に「脚色」する感覚に近かったのかなと思います。最初はそれでも良いのかもしれないけれど、教えながら改めて思うと、その感覚はだんだんと変わっていたようです。
 音楽をやっていると、よく「音の方向性」という言葉を耳にします。しかしこの言葉を、学生時代の私は漠然としか分かっていませんでした。今の私の考える「音の方向性」とは、きっと音が一つ一つ持っている気持ちなのではないかと思います。ざっくり言えば、「次の音に繋がりたい」のか、「終えたいと思っている」のか。それだけではなくて、いろいろな気持ちや意思があります。「楽しい」「悲しい」「怒り」「嬉しい」「ゆったりしたい」「急ぎたい」…「上に行きたい」「下に行きたい」…「動きたくない」というのもあるかもしれません(笑)
 それぞれの音が持っている気持ちや意思を、譜面から「感じる」。これが、音符を読むということなのかなと。そのために、譜面の情報だけでは足りなければ他にも文献を読んだり、関係する作品を紐解いてみたり…。
 無理やり脚色して表現するのではなく、その音がどうしたいのか感じ取る、その感度を上げていけるように、学生に促せたら良いなぁと、今日のレッスンを終えて思いました。
 まだまだ引き出しが足りませんので、私自身にも終わりなき努力が必要ですが。。。「音に命を与える」ことが出来るのは、書いた人、聴く人ではなく、演奏者。とても貴重で大切な役回りです。

 昨日は生徒さんの楽器選びに行ってきましたメーカーごとの吹き心地や音色の違いを体験。ここでどのメーカーがどうとかという事を書くつもりは無いのですが、同じクラスの楽器を並べて吹くと結構違いはあるものだなぁと思いました。
 音色が違うというのは、楽器の音に含まれている倍音の組成がメーカーやモデルによって違うということが起因しています。最近は高次倍音が豊かな楽器が増えて、より音量が出て強い音の出る楽器が多いなという印象。私は倍音のバランスのとれた丸い音の方が好き(昔は違いましたが)なので、キンキンする楽器は鼓膜がブルブル言ってしまってつらいです人によって好みは様々です。
 自分で吹いて音色を聞くのと、人が吹いている音色を聞くのとでは、聞こえ方が違うので注意しなければなりません。自分で楽器の吹き心地を判断できる自信があっても、必ず耳の良い人に聞いてもらうべきです。私も自分一人では選びませんし、選べないと思います。
 昨日一つ勉強になったのは、中古の楽器のこと。たまたま生徒さんが気に入ったメーカーのもので、中古の掘り出し物があったので吹かせてもらいました。最初は息が入っていかなくて、その下のランクの楽器の方が良く鳴るような気がしてしまいました。しかしそれは最初だけで、暫く吹いていたら響きが豊かないい音が出てきました。
 どうもこれが中古の楽器にある「クセ」というものらしい・・・。確かにこれから楽器を始める人が最初に買う楽器としては中古は難しいかもしれませんが、吹き込める力があれば楽器本来の力を出すことができると思います。例の楽器に関しては、前に吹いていた人があまりしっかり吹いていなかったのかもしれません。中古の楽器の試奏をするときは、吹き始めの印象だけでその楽器の良し悪しを決めてはいけないということが良くわかりました・・・。
 子供の頃、自分の楽器を先生が吹いてくれた後に自分で吹くと、一瞬吹きやすくなっていたという経験をしたことがあります(すぐ元通りになりましたが)。金属には、吹いた人の息の跡が紋様のように(目には見えませんが)残るという話を何かで読んだことがあります。中古楽器には、前に吹いていた人の、目に見えない紋様が残っているのでしょう。それを自分の紋様にできるか力があるかどうか、ここは慎重に判断すべきです。癖がつきやすい楽器は、ある意味で色んな可能性のある楽器なのかもしれません。吹き手によって良くも悪くもなる・・・本当に生き物のような。それってものすごく面白いと思うのです。
 とは言え・・・やはり中古楽器を買う場合には気を付けましょう。妙に綺麗でお買い得な楽器には、製造の時点で既に難癖がある場合もあります。高いお買い物なので、是非身近な先生に相談してください。そして第三者に音色を聴いてもらうことをお勧めします

 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします
 こちらのブログもまだ3ヶ月ほどですが、意外と多くの方が見てくださっているようで、嬉しく思っております また不定期にフルートの話を載せていこうと思いますので、今後もよろしくお願いいたします フルートについての質問等もお待ちしております、できる限りお答えします ホームページの方はまだ未完成という感じなのですが、少しずつ整備していきます。すでに見てくださった方、ありがとうございます。
 
 さて、3日に早速仕事始め。オーケストラのリハーサルがあり、4日が本番でした。ソリストの皆さんもそれぞれ素敵でした。ありがたいことにこのコンチェルトのお仕事は毎年頂いていて、ピアノコンチェルトは何度も伴奏させて貰っていますが、ピアノの音に溶け込ませていく感じはとっても好きです。ここのところ指揮者無しで本番をやっているのですが、これは結構スリルでして…(笑)普段いかに指揮者任せにしているのかがわかります
 モーツァルトのピアノコンチェルトの場合、寂しいことにフルートは1本だけなのです・・・他の楽器は2管なのですが。まぁ2本もいらないっていうのはよく分かります。木管楽器はフルート1本、オーボエ2本、ファゴット1本でちゃんと完成されていて、なんの過不足も感じませんからね。近代のオーケストラに比べると人数も少ないですし、木管セクションも変則的ですが、なんというかものすごく安定感あるんです…。その代わりちゃんとお役目を果たさないとボッコリ穴を開ける感じになるという緊張感はありますけど、それがまた楽しいというか。自分の音がパズルのピースになっている感じで

 毎年モーツァルトのオケ曲を吹くたびに、自分の良くなったところまだまだなところがよーく分かります。今年自分で良くなったと感じたのは音色感。フルートの音のイメージはいろいろあると思いますが、私の作りたい音のイメージは「明るい」「素朴」「温かい」「柔らかい」「キラキラ」「広がる」…などなど。息をどんな角度で歌口のエッヂに当てるのかによって、お客さんに与える音の印象が結構変わります。単純に頭部管のセッティングの影響もありますが、顔の角度とか姿勢によっても微妙に変わるので、オケで演奏するたびにいろいろ条件を変えては録音して研究しております。一番嫌なのは、直接的・直線的で冷たい音。アンサンブルではこういう音は溶けないんです…音程も合わないですし…。まだまだ研究の余地ありです。
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 昨日ミューザ川崎で行われた「川崎市民第九演奏会」で吹いてきました
 昨日はオケも良い音が出て、一般公募で集まった市民合唱団の歌もとても良くて、久しぶりにステージが一つになった感を味わいました。昨日は歌が300人近くいて、オケが90人弱。400人近くの人間が一つの舞台で1つの音楽を、数ヶ月の期間を経て作り上げる・・・。私はプロの集まったオケにも乗ることがあるので、前日リハーサルゲネプロ本番という流れの演奏会にも出ますけど、やはりそれとは違った熱いものがアマチュアオケにはあります。エネルギーの放出量が格段に違う。
 そしてまた、第九という曲について改めて知りました。私は今回歌詞の対訳作りとプログラムノートも頼まれていたので、秋は資料と格闘していました。すると色々なことがわかってきました。第九はもともと合唱付ではなく、普通の管弦楽による4楽章編成の曲として書かれていたのです。しかし書き上げる半年前に、若いころスケッチしていた歌付きの楽曲を第4楽章へ転用することに。その変更がなかったらどうなっていたのでしょう・・・第1〜3楽章もすばらしくよく書かれた作品ですので、きっとそれはそれで有名になったのでしょうけど(寧ろ当時は第4楽章が異質すぎて、第3楽章までしか演奏されないなんてこともあったとか)、今のこの形になっていなかったら、昨日の演奏会もなかったのだなと思うと、変えてくれてよかったなぁと思います(笑)
 もちろん、歌詞の中身は自由や平等、平和を高らかに謳ったものですが、いくら対訳を見ても聞いた歌詞の意味はそのまますーっと日本人の頭の中には入ってきません。ですから、ドイツ人が「自由だ!この口づけを全世界に!」という歌詞にリアルタイムで熱狂するという感覚ではないと思うのです。もちろん歌を知っている方は違いますが。
 それでもあの曲にあれだけ多くの人(昨日は1800人近くのお客様!)が熱狂する・・・もはやあの場に集合して、ものすごいパワーをもったベートーヴェンの遺産を共有したということに大きな意味があるのでしょう。
 4楽章の最後のプレストは超ーーーーー速くて指がもげそうでしたが、オケも破綻しないでちゃんと決められて。最後のDの音を吹き終わった瞬間、お客様のどよめきの混じった割れんばかりの拍手を浴びるのは、やはりたまりません・・・。これだからやめられない。

 演奏後はげっそり疲れてしまい、ついつい飲みすぎて、オフにしていた今日は洗濯をしながら惰眠を貪り・・・こんな時間になってようやくパソコンをつけるという(笑)明日は1日レッスンですからね、今日くらいは休みましょう・・・。
 年末年始はまたリハーサルと本番が立て続けにありますから、今週は年賀状書きと譜読みにあてることになりそうです。 
 昨日お越し下さった生徒の皆様方始め、みなさまありがとうございました 

 11月は毎週のように結婚式に出席しておりました最近はキリスト教式が多数派ですが、まともに賛美歌を歌うシーンはなかったりします。ですが昨日と先週の挙式では「賛美歌312番」・・・いーつくしみ深ーき、友なるイエスは〜・・・を歌いました。私は教会に通ったこともないので、賛美歌を歌うなんていうのはこういう所でだけ。歌詞すらよく知らないのですが、なぜかこのメロディは物凄く聞き覚えがあって、譜面がなくてもオルガンの先導ですぐに歌えてしまいました。
 しかし歌った覚えのない歌詞なのになんでメロディだけ知っているんだ?と気になっていたら、小学校で違う歌詞でこのメロディを歌っていたということが判明。その名も「星の世界」輝く夜空ーのー、星の光よ〜・・・あ、こっちなら歌ったことある!という事だったのです。
 しかしその位の頃に歌ったりピアノで弾いたりした曲は、身体によくしみ込んでいるもので…子供の頃散々弾いた合唱の伴奏なんかも、今だに弾けたりするので不思議ですね。いかにその時期のいろんなこと(音楽に限らず)の擦り込みが、後々の人生に大きく影響するか…ひそかにそんなことを思いました。
 昨日は例によって新婦と余興でフルートのデュエット演奏もしました人生におけるとっても大事なイベントに私なんかがこうして参加させてもらえるというのは、本当に嬉しいことだなぁと改めて思うのでした。 この秋結婚式を挙げた大切な友人のみんな、末長くお幸せに

 長いことレッスンに伺っているある生徒さんは、ご自分で学習塾を経営されている方で、同じ先生という立場のためよく「教育」の話題で盛り上がります。
 フルートを教えていて、うまく問題解決出来ることばかりではありません。自分には経験のない症状をお持ちの方もいますし、なかなか練習してきていただけない方もいます・・・(やはり練習ってある程度は必要ですけれど、お忙しい方もいますしね)。しかし、それらのさまざまな問題が発生するのをただやり過ごすのでは何も変わらない…。そういう時こそ、私自身のアプローチを変えなければならないということを最近強く思うようになりました。
 その生徒さんは言っていました。「教育は愛」だから、と。ネットで映像を見たり、通信教育を受けたりして勉強出来る子は稀で、多くの子は人の温度のある授業を求めているんだ、と。
 フルートのレッスンも同じだと思います。フルートを自由に吹けるようになることも大事な目標ですが、それより何より、音楽を通じた人と人とのコミュニケーションが最も大切なことだなぁと再確認しました。
 「教える」なんて言い方は偉そうで嫌ですが、本質はそこにあるのだと思うと、「教える」のも悪くないなと思ったり。一緒に音楽がしたい。それに尽きるのです。
 一方で、「教えすぎは教えなさすぎるよりも悪い」なんてことも聞いたことがあります。これもマイブームの禅の教えみたいだなと思うのですが。 私は楽器がうまく鳴らせなくて悩みに悩んでいた頃、その時習っていた先生から具体的なアドバイスがもらえず、やきもきした経験がありました。上唇に力が入っていると、ひたすら指摘されるだけ。そんなことは本人も自覚していますよ。しかしどうしたらいいのかを言ってくれない。これは当時は大変なストレスでした
 けれど、そのおかげ?で私は自分で解決策をひたすら探し続けるという行動をとりました。結果的に、その時の悩む気持ちや苦しみを知り、そして問題解決力がつきました。結果オーライですが、その時は本当に辛かった・・・。先生がそこまで考えて何も言わなかったのか、解決策が浮かばなかっただけなのか、それは不明です。
 禅は科学とは正反対の立場です。科学は実験して予測を立てたり、科学的に立証、なんてことをします。禅の考え方は、本当に簡単に言えば、知ろうとしないでとにかく体験せよ。教師はつい教えすぎてしまうことがありますが、それが本人のためにならない可能性があるわけです。生徒が体験の中で自分で悟れるように、その道筋を作ってあげる・・・これが、楽器を始めとする先生のやるべきことなのだなと。 
 来週は学校の先生をしている大学の同期の子と会う約束をしているので、また意見交換をしたいなぁと思っています

 フルート(だけでなく楽器全般)と体の関係はとても密接ですが、最近特に気になるのは肩甲骨のこと。私は中学生の頃から肩こりを自覚していたのですが、特に肩甲骨周りがゴリゴリです今は楽器を吹いて肩こりがひどくなる事はなくなりましたが、子供の頃はひどい姿勢で楽器を持っていたのでそれが原因ではないかと・・・。
 今も日常生活で無意識のうちに肩が丸まって猫背になりがちなので、練習の際にこれを使ってみました。 
image100円ショップで売っているストレッチ用のチューブ。8の字になればどちらでもOKです。左はもともとこういう形で売っているもの、右はチューブの端を固結びしたものです。輪になっている部分にそれぞれの腕を通して、チューブの交差している部分を頭でぐいっとくぐります。背中に8の字の中心が来るはずです。こうすると肩や肩甲骨があるべき場所に気持ち良く持っていかれます。すると何となく深く呼吸ができるような気が・・・
 同時に、肋間筋(肋骨の間の筋肉)をほぐすマッサージを取り入れています。肋間筋は呼吸に関わる最重要筋肉ですが、現代人はかた〜くなっていることが多いそうです。肩甲骨を正しい場所に戻し、肋間筋を柔らかくすることは、楽器にもかなり良いはず・・・継続してみようと思います。
 ついでにこのチューブをしながらパソコンでタイピングすると、体が丸まらないので疲れにくいです。

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